関連情報

関連製品

犬猫の飼育管理:飼育管理

飼育環境で大切なこと

子犬・子猫を飼育する際、周りの環境にも目を配ることが大切です。子犬・子猫の大切な成長期に適した環境を作ることは、その子の一生に大きく影響してきます。では、子犬・子猫にとって、どんな飼育環境がよいのでしょうか?

ゼノくん、アックちゃんの素朴な疑問

ゼノくん、アックちゃん

僕のお友達の家ってお庭も広くてお部屋も快適で、とてもくつろげるところなんだよ。飼い主さんがお友達を迎えるときに、「環境」にとっても気を使ってくれたんだって。「環境」って、具体的にはどんなことなんだろう? もっと詳しく知りたいな。教えて、のぞみさん!


私が答えます:動物看護士ののぞみさん ペットの飼い方はワタシにおまかせ!

飼育するにあたり、大切なことを知りましょう

子犬や子猫の生活の場となる飼育環境を配慮することはとても重要です。しかし、ペットのためにどのようにしたらよいのかわからず人間の生活に合わせたままにしておくと、事故につながったり今後の成長に大きく影響する場合があります。
子犬や子猫が心身共に健やかに成長し、健康でいるためには、飼い主さんが飼育環境で大切なことは何か、ということを理解して子犬や子猫のために適切な環境を用意してあげなければなりません。

大切なこと その1:健康を考えた衛生的な環境

子犬や子猫は肉体的にとても弱い存在です。不衛生な環境で生活しているとすぐ皮膚病や下痢などの病気を起こしてしまいます。それを防ぐためには、住む環境を常に清潔にすることはもちろん、飼い主さんにとっても掃除やケアのしやすい環境作りが大切になります。子犬や子猫と接する時間の長い敷物やベッド、食器やトイレも常にきれいにしておきましょう。

大切なこと その2:事故を未然に防止する環境

子犬や子猫は何が危険なのかまだ何も知りません。好奇心旺盛で何でも口に入れてみたり触れようとします。ですから、飼い主さんが危険なものを近づけないように配慮をしなければなりません。具体的には、ゴミ箱の中のものや庭のガーデニング用品、タバコの吸殻など口に入れる可能性のあるものには触れさせないようにする、階段や窓、扉など挟んだり落下したり逃亡する危険のある場所には近づけない、コンセントや電気コードなど感電の危険性のあるものはなるべく隠しておく、などの環境作りです。

大切なこと その3:体を正常に発達させる環境

飼ったばかりの頃は体が小さくても、子犬や子猫はぐんぐん成長して体が急激に大きくなります。そのため成長に必要な栄養たっぷりの子犬用フード子猫用フードを食べさせてあげるのと同時に、足場のしっかりとした広く動き回れるスペースが必要になります。猫・小型犬・中型犬・大型犬、それぞれの体型に合った運動スペースを作ってあげることが大切ですね。

大切なこと その4:精神を安定・発達させる環境

子犬や子猫は経験したことを素直に吸収する存在です。小さい時期にさまざまな状況に馴れておくと成長してからも人や物音に恐怖心を持たなくなるため、精神的な安定をもたらし社会性も身につきます。なるべくいろいろな人にお客様としてきてもらったり、窓から外を見させたり、音のする電化製品やお風呂などいろいろなことを経験させてあげましょう。

大切なこと その5:過ごしやすい環境

子犬や子猫は体温調節機能が未熟なため、暮らす環境の温度管理や湿度管理はとても重要です。最適な空調を用意してあげることが、子犬や子猫の健康につながります。このとき私たちよりもペットは地面に近い場所で暮らしているため、床の温度を中心に考えてあげることが大切です。また同時に四季を通じた風通しや日当たりもペットの成長のために配慮してあげましょう。

大切なこと その6:家族とつながりを持つための環境

子犬や子猫は自然な状態よりも早く親や兄弟と離れ離れになっているケースがほとんどです。甘えたい盛りのこの時期はできる限り独りぼっちにさせないで、誰かが常に一緒にいるか、その存在を感じられるような環境にしてあげましょう。子犬や子猫の居場所は常に家族が見えるところに作ってあげることが大切です。それが家族として当たり前のことであり、家族間のつながりを深めます。もし、人間の赤ちゃんや子供、同居動物など、家族の愛情を分け合う存在がいる場合は、お互いの立場になって全ての子が満足できるように配慮しなければなりません。

大切なこと その7:社会的に認められるための環境

ペットは家族だけのものではなく、社会的に認められるべき存在です。ペットを飼う場合、特に散歩などで外に連れ出す機会の多い犬を飼う場合には事前に隣人にも挨拶をしておきましょう。もちろん、近所迷惑になるような騒音や悪臭を出すことはご法度です。子犬の頃から無駄吠えや甘噛みをしないようにしつけをきちんと行うことも、誰からも愛されるための「環境作り」のひとつなのです。


獣医師からの一言

飼育環境で大切なことをしっかり頭に入れそれを実行することで、子犬や子猫はこの先ずっと快適な暮らしをすることができます。もしペットを飼うのが初めてであれば是非動物病院スタッフにお尋ねください。病気のことでなくとも構いません。その小さな配慮がペットの末永い健康につながるのですから。


ゼノくん、アックちゃんの一言

子犬や子猫のために気をつけなくちゃいけないことってたくさんあるんだね。お友達の家はただ広いだけじゃなくて、いろいろなことに気を使ってあったからすごくゆったりとした気分になれたんだね。そんな場所なら、病気にもならないし、きっと長生きが出来るよね。

このページのトップへ