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犬猫の飼育管理:飼育管理

子犬・子猫の予防スケジュール

まだ抵抗力のない子犬や子猫にとって、病気の予防対策はとても大切なことです。そしてその子の状態に応じそれぞれの予防を適した時期に行えば、その効果を十分発揮することができます。そのため、子犬や子猫に合った予防スケジュールを組むことが重要になります。

ゼノくん、アックちゃんの素朴な疑問

ゼノくん、アックちゃん

僕やアックちゃんは小さい頃に飼い主さんが必要な予防対策をしっかりとしてくれたから大きな病気になることもなく健康に育ったんだよね。でも予防をしている子とそうじゃない子ってそんなに違うものなのかなぁ?


ねぇ、アックちゃん。僕たちって、小さい頃は病気になっていないのに今よりもたくさん病院に行っていたよね。

小さい頃の予防対策って特に大事らしいわ

そうね。小さい頃は病気に対して無防備な体だから、健康に育っていくためにしなくちゃいけない予防がたくさんあるんですって。予防するために私たちは、今よりたくさん病院に行っていたのよ。はじめは色んなことを順序良くしなきゃいけないから、私たちの飼い主さんはいつどんな予防をすればいいか混乱しないように、私たちのために予防スケジュールを作っておいてくれたらしいわ。

ねぇ、ゼノくんが子犬の頃の予防スケジュールってどうだった?

子犬の予防スケジュール
うーんと、確かね。こんな感じだったと思うよ。

《子犬の予防スケジュール》
月齢(生後) 混合ワクチン 狂犬病ワクチン ノミ・マダニ対策 フィラリア症予防
2ヵ月齢 第1回接種※1   月1回投薬※4 5~12月※5
月1回投薬
3ヵ月齢 第2回接種 生後90日以降に
1回接種※3
4ヵ月齢 第3回接種※2
5ヵ月齢  
6ヵ月齢    
7ヵ月齢    
8ヵ月齢    
9ヵ月齢    
10ヵ月齢    
11ヵ月齢    
1歳~ 年1回接種 年1回接種 月1回投薬※4 5~12月※5
月1回投薬

☆上記は目安であり、すべての子に当てはまるものではありません。

  • ※1糞便検査にて寄生虫等が確認された場合は、駆虫を確実に行ってから改めてワクチン接種を行う場合があります。
  • ※2飼育環境によっては、行わない場合もあります。
  • ※3生後90日以降に狂犬病予防接種を行い、役所に届出をすることが義務付けられています。
  • ※4地域や飼育環境により投薬間隔や投薬期間は異なります。
  • ※5フィラリア症予防薬の投与期間は地域によって異なります。 

アックちゃんが子猫の頃の予防スケジュールはどうだった?

子猫の予防スケジュール
私はこんな感じだったわ。

《子猫の予防スケジュール》
月齢(生後) 混合ワクチン ノミ・マダニ対策 フィラリア症予防
2ヵ月齢 第1回接種※1 月1回投薬※3 5~12月※4
月1回投薬
3ヵ月齢 第2回接種
4ヵ月齢 第3回接種※2
5ヵ月齢  
6ヵ月齢  
7ヵ月齢  
8ヵ月齢  
9ヵ月齢  
10ヵ月齢  
11ヵ月齢  
1歳~ 年1回接種 月1回投薬※3 5~12月※4
月1回投薬

☆上記は目安であり、すべての子に当てはまるものではありません。

  • ※1糞便検査にて寄生虫等が確認された場合は、駆虫を確実に行ってから改めてワクチン接種を行う場合があります。
  • ※2飼育環境によっては、行わない場合もあります。
  • ※3地域や飼育環境により投薬間隔や投薬期間は異なります。
  • ※4フィラリア症予防薬の投与期間は地域によって異なります。 

私たち猫は狂犬病の予防接種がないから、ゼノくんより痛い思いをするのが1回少ないのよね。ゼノくんも私も特に病気にならなかったし、お母さんのおっぱいもちゃんともらって育ったから順調だったけど、そうじゃない子はこのとおりにいかないこともあるんですって。

へぇ〜。みんなが同じ予防スケジュールではないんだね。どんな時に変わってくるのかなぁ?Dr. ペテラス、そのへんってどうなの?教えてほしいな。

それぞれの子に合った予防スケジュールを立てよう

そうなんだ。ゼノくんやアックちゃんのように小さい頃病気もなく元気に育った子はその月齢に合わせた予防スケジュールを計画的に立てられるけれど、そうじゃない子もいるんだよ。
例えば早いうちに母親から離されてしまった子は母乳から得られる移行抗体が少ない分、本来赤ちゃんは移行抗体というお母さんの贈り物で病気から守られているけど、免疫力が弱くて病気にかかりやすいかもしれない。そういう場合は通常の予防スケジュールよりも早めに混合ワクチンを打って病気を防がなくてはならないよね。そうなるとワクチン接種の回数がさらに増えることもあるんだ。
それに飼い始めた時、すでにその子にノミやマダニがついていたらどうだろう。まず駆除をしなければならないよね。もちろんおなかの寄生虫に対しても同じことが言えるんだ。もし病気になってしまったら予防スケジュールが途中で変わってくることだってあるんだよ。
とにかく「健康な時」にそれぞれの予防を実行することが大事なんだ。だから、通常の内容とは違っていても常にその子の状態に合わせた適切な予防スケジュールを立てることが大切なんだよ。


ゼノくん、アックちゃんからの一言

予防対策は僕たちが健康でいるためにするものだから、飼い主さんにとってもうれしいことになるんだよね。小さい頃からしておきたい予防ってたくさんあるから、予防スケジュールをしっかり立ててもらっておけば、「あ!予防するの忘れちゃった」なんてことはなくなるね!

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