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犬猫の飼育管理:飼育管理

アイコンタクト

「アイコンタクト」という言葉を知っていますか?これはしつけを学ぶとき必ずと言っていいほど出てくる基本の言葉で、とても大事なものです。ここではアイコンタクトの重要性を知り、今日からあなたもしつけの基礎をマスターしましょう。

ゼノくん、アックちゃんの素朴な疑問

ゼノくん、アックちゃん

この前、飼い主さんのお友達の家に一緒に遊びに行ったら、「ゼノくんはアイコンタクトがしっかりできているわね」って褒められたんだ。それってどういうことなの?ペットトレーナーのスペシャリスト、ひとみさんに聞いてみよう!


私が答えます:ペットトレーナーのひとみさん ペットの飼い方・しつけはワタシにおまかせ!

アイコンタクトとは

アイコンタクトとは、簡単に言えば目と目を合わせ「見つめ合う」ことです。本来、犬社会において他人同士が目と目を合わせることは敵意の表れとされています。たとえば散歩中に出会った犬同士は、お互い体やお尻のにおいをかぐ挨拶はするものの、目と目をはっきりと合わせていません。
しかし、同じ犬の群れの中では下位の犬は常にリーダーを注目しています。自らアイコンタクトをとろうとして、リーダーの気持ちを読み取ろうとします。つまり、群れの中でのアイコンタクトは信頼関係を意味するものなのです。この先必要になってくるしつけは、すべて信頼関係から成り立ちます。よって飼い主さんとの間に確実にアイコンタクトができるようになれば、その時犬は飼い主さんを信頼し、次に言おうとしていることを待っている「聞く体勢」ができているのです。それは、しつけのしやすさにもつながり、またしつけに対し絶対に必要な犬の態度なのです。

アイコンタクトは名前を呼ぶことからはじめましょう

どのような犬種でも、アイコンタクトの第一歩は「名前を呼ばれたら振り向く」ことです。
「名前を呼ばれる⇒振り向いてアイコンタクトする⇒言われた命令を聞く」という流れを習慣化することが、しつけをするにあたりとても重要になります。
 もし子犬が飼い主さんの呼びかけに反応しなかったとしても、大きな声を出したり怒ったりするなどの不快感を与えてはいけません。そうすると、「名前を呼ばれる=いやなこと」と条件付けられ、名前を呼んでもアイコンタクトにつなげることができなくなる可能性があります。犬の名前は叱るためのものではありません。
このトレーニングで一番大切なことは、呼ばれた自分の名前に対してよいイメージを作ることです。しつけの初期の段階では、名前を呼ばれた時は常に「いいことがある時」「飼い主さんとの信頼関係を築く時」と覚えさせるのがいいでしょう。

では実践してみましょう!

新しい家族となる子犬の名前が決まったら、さっそく「名前を呼んだら振り向く」ことからはじめ、それに続いて「アイコンタクト」の練習をしてみましょう。もちろんこれは子犬が自分の名前を覚えるのにも役立ちます。
子犬の名前を呼んでみて、振り向き、たとえ一瞬でも飼い主さんと目が合うことができたら褒めてご褒美をあげます。そして目は合っても徐々にご褒美をあげるまでの時間を長くすることで、子犬とアイコンタクトしている時間を長くしていきます。もし途中で子犬が目をそらしてしまいアイコンタクトの時間を長くできないようであれば、ご褒美を持った手を子犬と自分の目線の交わるところに持っていき、子犬の名前を呼び再びアイコンタクトをし直します。そして目が合ったらご褒美を与えます。すると「名前を呼ばれて飼い主さんの目を見たらいいことがある」と自然に覚えていくことでしょう。
慣れてきたら名前を呼んだだけで目を合わせてくれるようになり、飼い主さんとの信頼関係が芽生えて今後のしつけがしやすくなります。
トレーニングの時間は子犬が飽きてしまわないように、1回を5分以内くらいと短く、それを1日2〜3回行います。

アイコンタクトができたらさらにステップアップしましょう

名前を呼んでアイコンタクトができるようになったら、今度はステップアップして子犬が何かに気を取られている最中での練習をしてみましょう。
例えば子犬がお気に入りのおもちゃを持って近づき、そちらに気を取られている時に名前を呼んでみましょう。さらには子犬同士で夢中に遊んでいるときに名前を呼んでみます。もしアイコンタクトができたら同じようにいっぱい褒めてあげてご褒美をあたえます。
それを繰り返し練習し、ご褒美がなくてもどんなに他のものに夢中な時でも子犬の名前を呼ぶだけで振り向き、飼い主さんとアイコンタクトができるようになれば合格です。
言い換えれば、それは「飼い主さんとの信頼関係」が「子犬の大好きなもの」に勝った証なのです。
こうして、どんな時でも飼い主さんを注目する、飼い主さんの指示を聞く準備をつくっていくのです。


獣医師からの一言

アイコンタクトは、これから一生活かせるものです。それによって生まれた信頼関係は、日常生活ではもちろん、お出かけ時、動物病院の診察時など、この先一緒に過ごすあらゆる状況の中で非常に役立ちます。
この先長く新しい家族に信頼される立派な飼い主さんになれるよう、がんばってトレーニングしてみましょう。


ゼノくん、アックちゃんからの一言

アイコンタクトって、すごく大事なことだったんだね。僕、アイコンタクトするの大好きだよ。だってそうすると、相手の人が笑顔で「おりこうさんだね」って褒めてくれるんだもん!小さい頃からアイコンタクトができていれば、その分たくさん褒めてもらえるよね!

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