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犬猫の飼育管理:飼育管理

「おいで」を教える

「おいで」と言えば愛犬が向こうから走ってきてくれるようになったらすごく嬉しいと思いませんか?「おいで」は愛犬との絆を深める大切なしつけです。今回はその教え方についてお話します。

ゼノくん、アックちゃんの素朴な疑問

ゼノくん、アックちゃん

僕の飼い主さんは、僕が「おいで」って呼ばれて飼い主さんのほうに行くといつもすごく褒めてくれるんだよ。でも僕のお友達は「おいで」って呼ばれた時に、いつもみたいに喜んで行ったら怒られちゃったことがあるんだって。それからはなんだか恐くなって同じように呼ばれても行きたくなくなっちゃったって聞いたよ。「おいで」って言葉は本当はどんな意味があるのかな?
わからないことはペットトレーナーのスペシャリスト、ひとみさんに聞いてみよう!


私が答えます:ペットトレーナーのひとみさん ペットの飼い方・しつけはワタシにおまかせ!

お互いが満足なしつけ、「おいで」

自分の「おいで」という一言で、愛犬がどこにいても一目散に駆け寄ってくれたらとても嬉しい気持ちになりますよね。飼い主さんが喜んでくれればその姿を見た犬はもちろん喜びます。そしてどんな時でもそうであれば、主従関係を良好に保つことができます。また、「おいで」で戻ってくるしつけはコミュニケーションの他にも、外出先での事故を防いだりさまざまなトラブルから愛犬や周囲の人を守るために必要なしつけでもあるので、確実に教えておきたいものです。

「おいで」の教え方〜家の中での教え方〜

どのしつけをする時にも言えることですが、しつけは「こうするとうれしい事がある」という体験から始まります。これを基本として、まず家の中で「おいで」を教えてみましょう。

  • 1大好きなおもちゃやおやつなどその子が喜ぶものをご褒美として使います。それを手に取り犬に向かってやさしい口調で「おいで」と言ってみましょう。
  • 2それに誘われ飼い主さんの近くに来たら、褒めながらそのご褒美をあげます。手から与えるご褒美だけでなく、お散歩に行く前やご飯の前に「おいで」と言って近くに誘うのもいいでしょう。もちろん近くに来たら遊んであげるのも嬉しいご褒美です。
  • 3楽しいことの前に必ず「おいで」という言葉をつけるようにして繰り返すと、「おいで=何か楽しいことがある合図」とわかるようになります。

「おいで」の教え方〜外出先での教え方〜

家の中で「おいで」ができるようになったら、次は外出先で教えてみましょう。

  • 1犬にリードをつけ「まて」をさせます。そして、リードの長さいっぱいのところまで離れてから「おいで」と言います。
  • 2その言葉で犬が飼い主さんの近くに来たらその場ですぐ褒めます。しかし、家の中とは異なり外は犬にとって興味を引くものが多く、気持ちが散漫になってしまうかもしれません。その場合は「おいで」と声をかけた後リードを自分のほうへ引き寄せ、近くに来たらすぐに褒めます。褒める時に名前を呼んであげると効果が倍増します。
  • 3リードを引き寄せなくてもかけ声だけで来るようになったら、徐々にリードを長くしていきます。ロープを使ってもいいでしょう。
  • 4完全に出来るようになったらリードをはずせるドッグランなどに行ってみましょう。リードなしで遠くからでも「おいで」ができたら合格です。

「おいで」を教えるポイント

「おいで」という言葉に限りませんが、しつけをする時は同じ掛け声で教えるのが基本です。ただし、この「おいで」に関してはしつけとして教えなくても名前を呼べばやがて来るようになったり、言葉を発しなくても手を広げたり手招きする飼い主さんの動作で出来るようになる場合があります。それは、そう行動することで飼い主さんの喜ぶ顔を見ることができたり、自分が褒められたりするため、犬が自然に学習しているのです。
自分の名前を呼ばれたり、「おいで」と呼ばれたほうへ行った後にはいつも楽しいことがある、という犬の思いを裏切らないよう注意して、叱る時の言葉とは使い分けることが大切です。なぜならば、犬を叱る時にも同じ「おいで」という言葉を使って呼び寄せてから怒ると「その言葉の後に嫌なことがある」と学習してしまう可能性があるからです。そのため、「おいで」という言葉は必ずその後にいいことがある時にだけ使うことが重要になります。


獣医師からの一言

外出先では、犬の興味を惹くものがあらゆる場所にあります。いくら「おいで」を覚えたとしても、その言葉よりもっと魅力的なものを見つけるかもしれません。しつけを完璧にしていても「絶対大丈夫」は存在しないため、外ではリードをきちんとつけて事故を起こさないよう十分注意しながら愛犬との生活を楽しんでください。


ゼノくん、アックちゃんからの一言

僕のお友達は呼ばれて嬉しい時も嫌な時も、同じ「おいで」って言葉を使われていたんだね。飼い主さんにちゃんと使い分けてもらわなくちゃ。だって「おいで」って呼ばれた時はいつも飼い主さんと喜び合いたいもんね!

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