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犬猫の飼育管理:飼育管理

トイレトレーニング

ペットが「トイレを決められた場所できちんとする」ということは、衛生面で非常に重要であり、人と同じ空間で生活する場合、暮らしやすさにもつながります。そのためトイレトレーニングは小さな頃から行うしつけの中でも最も大切なものの1つであると言えるでしょう。この絶対に失敗したくないトイレトレーニングの重要なポイントについて今回は学んでいきましょう。

ゼノくん、アックちゃんの素朴な疑問

ゼノくん、アックちゃん

ゼノくん:「僕たち、いつごろトイレの場所を教えてもらったんだっけ?」
アックちゃん:「私たち猫は習性上、トイレの仕方はすぐに覚えるから本当に子猫の時だったと思うけど」
ゼノくん:「じゃあ僕も、うんと小さい頃に教わったんだよね。」
アックちゃん:「そうね。でもどうやって教えてもらったのかしら?ひとみさんに聞いてみましょう!」


私が答えます:ペットトレーナーのひとみさん ペットの飼い方・しつけはワタシにおまかせ!

トイレトレーニングの重要性

ペットを室内で飼う時には、トイレトレーニングがとても大切になります。どんなに可愛いペットでも、部屋中がウンチやオシッコで汚され何度も新しいカーペットに買い換えなければならなかったり、その臭いがしみついてしまったら、ペットとの楽しい生活も半減してしまいますよね。
トイレトレーニングが簡単にできるのは性成熟に達する前の子犬子猫の頃です。ペットが成長して自己意識が高くなったり自分の縄張りが決まってしまうと、あちこちで匂い付けのための排泄を行うようになり、しつけをするのが難しくなってきます。そのためトイレトレーニングはペットが家にやってきたその日から始めます。犬と猫ではそれぞれ習性が異なるため、今回は子犬と子猫に分けてお話しましょう。

子犬のトイレトレーニング

子犬が家にやってきたら、まずは数日間生活パターンを観察してみましょう。そうすると、子犬がトイレをするタイミングがわかってきます。大体は起床後や食事後などにすることが多く、ソワソワと落ち着かずやたらと周りの匂いをかいだりくるくる回ったり腰を落としたりしたら、トイレをしたいサインです。

《サークルがない場合のトイレトレーニング》
  • ① 子犬がトイレをしたいサインを出したら、あらかじめペットシーツや新聞紙を敷き詰めておいた場所へ子犬を連れて行きます。そしてトイレをする時は常に「シー・シー」「ワン・ツー」などの声をかけ、そこでトイレをしたらよく誉めてあげます。飼い主さんはこの時点でとにかく「トイレの上でするときのかけ声」だけを教えます。
  • ② 同じことを何日か繰り返していると、同じシーツを敷き詰めている場所でもよくトイレをする場所とそうでない場所がわかってくるので、トイレをしない場所のシーツを徐々に取り除いていきます。子犬にとってトイレをしたくなる場所を徐々に狭めていくのです。
  • ③ 徐々にシーツの数を少なくしていきながら、その間もトイレのたびに根気よく声かけをします。やがてシーツが1枚になる頃には「声かけ」=「オシッコやウンチはトイレの上で」という意味として、ちゃんと理解できるようになります。
  • ④ 最終的に飼い主さんがトイレにしたいと考えている場所へ少しずつずらしていきます。
《サークルを使ったトイレトレーニング》
  • ① トイレを小さな範囲に限定できるサークルは便利なアイテムの一つです。トイレをしたいサインが出たら子犬をサークルの中に入れ、終わるまでさりげなく見守ります。
  • ② トイレが終わったらよく誉めてサークルから出してあげます。「ここでトイレをするといいことがある」と思わせることが大切です。
  • ③ サークルの中でトイレをすることを覚え、子犬が自分からトイレのほうへ行くようになったら、サークルの一部を開けて自由に出入りできるようにします。
  • ④ 毎回、きちんとトイレの上でできるようになったらサークルをはずしても大丈夫です。

子猫のトイレトレーニング

基本的に猫は犬よりもトイレトレーニングがしやすい動物です。一般的に猫科の動物は排泄物を砂などで隠そうとする本能を持っています。そのためトイレの中にウンチやおしっこを隠すアイテムとして砂や新聞紙をちぎったものなどを多めに入れ、猫のトイレを用意します。トイレの場所はドアの近くや食事をする場所から離れた、なるべく静かな場所に設置しましょう。
子猫が前足でガリガリと床をかいたり匂いをかぎながらウロウロしはじめたらトイレに行きたいサインです。そのサインに気付いたらすぐにトイレに連れて行きます。最初が肝心です。これを何回か失敗しないでできるようになったら、あとは自分でトイレに行ってひとりでできるようになるでしょう。

トイレトレーニングで注意しなければならないこと

もしトイレに失敗してしまっても、トイレの最中に大声を出したり怒ったりしてはいけません。そうすると子犬はウンチやオシッコをしたこと自体が悪いのだと勘違いをして必要以上に我慢したり、隠れてトイレをするようになってしまう可能性があります。
また、いったんトイレの場所を決めたらできるだけ動かさないようにしましょう。もし動かす場合は、ペットが戸惑わないよう新しい場所まで数日かけて少しずつずらしていくようにしましょう。
猫は特にきれい好きのため、汚れたトイレを嫌います。排泄物はこまめに取り除き、フード付きのトイレを使用する場合は臭いがこもらないようフードの天井部分に通気穴を開けるといった工夫をしてあげるのが好ましいでしょう。


獣医師からの一言

犬や猫がトイレを我慢し続けると、膀胱炎など好ましくない病気を引き起こしてしまう可能性があります。それを防ぐために正しいトイレトレーニングを行うことはもちろん、ペットがいつもリラックスした状態でトイレができるよう周りの環境にも配慮することが大事です。


ゼノくん、アックちゃんの一言

僕たちがいつも決まった場所で気持ちよくトイレをすることができるのは、小さい頃のトイレトレーニングでしっかり教えてもらったからなんだね。たくさんのお友達が僕たちみたいにちゃんと教えてもらって誉められるようになったらいいな、「トイレちゃんとできたね」って!

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