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   <title>人と動物の関係</title>
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   <title>#03 農業動物の福祉に朗報？</title>
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   <published>2010-07-22T01:08:22Z</published>
   <updated>2010-07-22T01:12:19Z</updated>
   
   <summary>07-01［動物と社会］</summary>
   <author>
      <name>日本全薬工業株式会社</name>
      
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      <category term="人と動物の関係学" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      <![CDATA[<h2>人工肉開発の進歩</h2>

<p>今年のはじめ、ヨーロッパで人工肉の開発が進んでいるというニュースを耳にし、驚きました。<br>オランダのアインホーフェン大学の研究所で、肉の開発チームが成功を収めたという発表があり、これは人間の医療でも行われている細胞の損傷を修復するための細胞研究と非常によく似ています。<br>アインホーフェン大学では、生きている豚の筋肉細胞を用いたそうです。カギとなっているのは「筋原細胞」という細胞で、この細胞こそが他の細胞に傷がついたりしたときに、その修復に活躍する要素だと言われています。生きた豚から取り出した筋肉細胞を培養液と合わせたところ、増殖が起こったのです。つまり、生きた豚から「少しお肉を拝借した」ところ、そこから肉組織を人工的に育てることができたのです。言い換えれば、生きた動物抜きでお肉が作れたということなのです。</p>

<h2>産業動物たちにとっての朗報</h2>

<p>これは食品産業にとって、実に画期的なことであり、又家畜そのものの定義を覆す研究でもあります。<br>まだ食肉に活用する段階まで研究は進んではいませんが、いずれは加工肉製品などに使えるようになると彼らは自信を持っています。動物実験にも代替法の開発が大きな変化をもたらすように、この人工培養肉が実用化されれば、家畜すなわち生きた動物の育成やと殺等の問題は大幅に軽減されるようになるのです。業界にとっては経済的な変化が否応なしにもたらされるでしょうが、産業動物たちにとってはこれ以上の朗報はありません。<br>オランダの研究は公的な助成金及び加工食品企業などの寄付によって推進されており、研究者たちは５年で実用化をさせるという目標も立てています。もしこれが実現すれば、色々な問題が解決に向かうでしょう。</p>

<h2>開発がもたらすポジティブな可能性</h2>

<p>例えば、今の地球環境においては温室効果ガスの２割程度が農業や畜産によってもたらされていると言われています。つまり、人工肉は動物の福祉問題にも大きく貢献し、なおかつ地球温暖化の防止策の一つにもなり得るのです。また最近の口蹄疫のような悲劇がなくなる時代がやってくるかもしれません。
<br>一説には魚肉の人工培養実験も進んでいるそうです。また今回の研究は豚肉を用いていましたが、今後は牛肉や鶏肉などにも応用できる技術基盤ができることでしょう。クローン生物となると、やはり倫理の問題は避けて通れぬものとなりますが、肉だけを培養するのであれば動物福祉問題や倫理問題が少なくなるのではないかと考えます。<br>もちろんまだまだ予測出来ぬ色々な課題が浮上する可能性はありますが、農業動物の福祉が問題視されている現代において、この開発は、とてもポジティブな可能性を世界に提供してくれるのではないでしょうか。</p>]]>
      
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   <title>#02 ペットとしての野生動物</title>
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   <published>2010-06-16T02:31:40Z</published>
   <updated>2010-06-16T06:10:32Z</updated>
   
   <summary>07-01［動物と社会］</summary>
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      <name>日本全薬工業株式会社</name>
      
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      <category term="07::動物と社会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
      <category term="人と動物の関係学" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      <![CDATA[<h2>人間の理解不足から起きた事件</h2>

<p>　昨年、米国のコネチカット州で「トラビス」という名前のチンパンジーが射殺されました。その理由は、飼い主の友人を攻撃したと言うものでした。
<br>　トラビスは一人暮らしの未亡人のペットとして、悠々自適の生活をしていました。飼い主の女性と一緒の食卓でたくさんのごちそうを与えられ、人間の服をまとい、テレビやパソコンで遊んでいたのです。
<br>　しかし野生動物であるチンパンジーは、犬や猫などのように容易に行動管理ができる動物ではありません。この事件はそれを物語っていると言えるでしょう。
<br>　このような事が起きると、人間はどの動物よりも脳が発達していると言われているにも関わらず、家畜以外の動物を飼うことの難しさを未だに理解することができずにいるとしか思えません。
<br>　今回のトラビスにしても、縄張り意識や仲間意識の強い霊長類が外部の人間を受け入れることを拒んだうえでのこと、あるいは何らかの危機感を感じたために起こったことなのでしょう。そして舐めるように彼を可愛がっていた飼い主は、その力を止めることはできなかったのです。</p>

<h2>人間がもたらす悲しい現実</h2>

<p>　この事件に対して、長年チンパンジーの保護活動に身を投じてきたジェーン・グッドール女史は次のように語っています。
<br>「チンパンジーがエンターテインメントやコマーシャルなどで度々使われていることが、この悲劇の原因の一つです。人間の服を着た可愛い姿を見せれば、ペットとしても最適であると思ってしまう人がいても不思議ではありません。しかしこれは真実とはほど遠いことなのです。広告やエンターテインメントに登場するチンパンジーのほとんどはまだ未成熟であり、6～8歳で成熟期に入ると力もとても強くなり、人間では行動管理ができなくなります」
<br>　そう、チンパンジーは本来、アフリカの大自然の中でたくましく生きていく力を持った動物なのです。人間の家の中で、可愛がられながら暮らしていくことは出来ないのです。
<br>　しかし悲しいことに、トラビスのようなチンパンジーはその自然に戻ることすらできません。何故ならば、自然界の中で生きていくために必要な技術を身につけていないからです。野生のチンパンジーのように年上のチンパンジーと一緒に生活をしながら、生きるために必要な技術や知識を身につけるチャンスが与えられていなかったからです。
<br>　これはトラビスだけの問題ではなく、また、チンパンジーだけの問題でもありません。飼い主が扱えなくなったとしても、他の個体と生活することも学んでいない野生動物は動物園でも引き取ってくれません。
<br>　グッドール女史によると、エンターテインメントで使われていたチンパンジーやペットとして飼われていたチンパンジーの成熟後の生活は、とても悲惨なものが多いようです。狭いケージの中に入れっぱなしにされ、時にはその様な生活が50年ほど続くこともあると言われています。それにも関わらず、幼いチンパンジーを欲しがる業界や個人が沢山いるため、人間の飼育下での繁殖はどんどん行われています。</p>

<h2>悲劇を無駄にしないために</h2>

<p>　しばしばテレビなどに登場するために、自然の中では絶滅の危機に瀕している生物なのであると言う事実も余り世間には知られていません。しかし保護活動をしているグッドール女史によると、開発などによって生息地がどんどん失われているそうです。そのうち、アフリカに住む野生のチンパンジーがいなくなってしまうかもしれません。
<br>　トラビスの悲劇は、彼だけの悲劇ではなく、私たち人間が自分の愚かさを見つめなおす出来ごとだったのではないでしょうか。</p>]]>
      
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   <title>#01 アニマル・セラピーに必要なことを知っていますか？</title>
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   <published>2010-03-25T07:38:50Z</published>
   <updated>2010-03-25T07:39:44Z</updated>
   
   <summary>01-01［アニマルセラピー］</summary>
   <author>
      <name>日本全薬工業株式会社</name>
      
   </author>
   
      <category term="01::アニマル・セラピー" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
      <category term="人と動物の関係学" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://peterrace.jp/relation/">
      <![CDATA[<h2>アニマル・セラピーのひとつ「AAA」と「AAT」</h2>

<p>　最近、有料で犬などを老人ホームに連れて行き、アニマル・アシステッド・アクティビティ（AAA／動物介在活動）を提供する業者がちらほらと出てきました。アニマル・アシステッド・アクティビティとはアニマル・セラピーの一種で、この他にもアニマル・アシステッド・セラピー（AAT／動物介在療法）などの活動があります。（詳しくは「#00  アニマル・セラピーとは」をご覧下さい）
<br>　これらの活動がメディアなどで取り上げられることが多くなって来ましたが、それによって、このような活動の本来の姿がゆがめられてしまわないか心配になることがあります。
<p>　人間の福祉や健康、医療に動物を介在させることは、かなり以前から実施されて来ました。現在確認できるもっとも古い文献は、乗馬を兵士のリハビリに用いていた古代ギリシャ、そしてローマ文明のものになります。さらに9世紀のベルギーでは、動物や植物が人間に良い影響を与えるということが、自然療法として活用されていました。あのナイチンゲールも、小動物を付き添わせることは長く患う病人にとって良いことであると語っています。</p>

<p>　このように歴史ある動物介在活動・療法は、90年代に米国のデルタ協会によって現在に繋がる基盤が作られることになります。それまではリスク管理やボランティアの教育、さらには動物やハンドラーの選別などが、はっきりとしたルールに基づいて行われていたわけではありませんでした。このままではこの分野は発展しない、また大きなリスクを抱え込むことにもなると思ったデルタ協会は、90年代初頭からそれら一つ一つを専門家らに検討してもらい、マニュアルやシステム作りに専念し始めたのです。</p>

<h2>アニマル・セラピーとは「幸せな動物と接する」こと</h2>

<p>　以前、このペテラスの中でも「原始の血」の説について語りましたが、このデルタ協会が最も大切にすべきだとしたのは「参加動物の福祉」です。動物介在療法に用いられる動物が極めて幸せでなければ、その動物と接する人もまた「良い気持ち」になることはないからです。
<br>　その動物、特に犬、猫、ウサギ等のコンパニオン・アニマルを最も幸せにしてくれるのは、言うまでもなく快適な家庭生活です。自分の家族といつもしっかりとした繋がりを持ち、家の中で清潔な環境を与えられ、許される家庭生活の範囲の中で自由気ままに暮らしていくことが、彼らにとっては最もストレスがなくハッピーな生活なのです。</p>

<p>　このように幸せな動物たちの中から、他人との接触に適した性質のもののみが、時々訪問活動というボランティア活動に参加することがアニマル・セラピーの理想です。おそらく、自分の動物たちと幸せに暮らしている飼い主の方々なら、このことを最もよく理解しておられると思います。</p>

<h2>「動物が訪問する」だけではアニマル・セラピーとは言えません</h2>

<p>　さて、話は有料の訪問活動に戻します。
<br>
　その活動をされている方々がどのような目的、システム等で活動されているのかはわかりませんが、活動動物たちはみな、幸せな家庭で飼育されているのでしょうか？もしケージなどで飼育されているとしたら、そこから動物の生活上の「幸せ」がすでに侵害されてしまってはいないのでしょうか？
<br>　また、それらの動物には飼い主や家族はいるのでしょうか？もしそうではないとしたら、活動に同伴する人間が心の底から「その動物を守らなければ」という信念を本当に持っているのでしょうか？少なくともテレビやふれあいなどで目にする動物たちには「ちょっと待ったー！」と言ってくれる代弁者がいないように見えるのですが・・・。
<br>
　更にこれらの動物たちを提供している方々は、どのようなリスク管理を行っているのでしょうか？
</p>

<p>　デルタ協会のボランティア研修マニュアルは、まず、人間の勉強に用いられるものです。動物の訓練や適性の評価の前に、医療施設や教育施設などに入ることは一体どのようなことなのかを、人間側が勉強するのは当たり前のことです。守秘義務に始まり、いろいろな倫理的、実質的ルールを学ばなければなりません。また、人とのコミュニケーション技術も勉強しなければなりません。このような要素を頭に入れ、現場を組み立てていく勉強を希望する学生のために、3年制の学科があります。押さえておかなければいけない情報を学ぶために、少なくとも3年は必要となるのです。</p>

<h2>動物たちのパワーを手に入れるために必要な力を持っていますか？</h2>
<p>　動物は、時に奇跡としか思えぬような現象を引き起こします。彼らのパワーには常に感心させられます。しかしそれは、決して手軽に手に入るものではありません。またそれは派手なものでもありません。地道な努力、本当にやりたいという気持ち、正しい情報を手に入れる意欲等が必要なのです。
<br>　そして何にもまして、自分の大切な家族である動物と意味のあるボランティア活動をするためのパートナーシップを、切磋琢磨しよう、したい、できる、という人間がいて、初めて動物介在活動・療法は成功を収めることができるのです。</p>]]>
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]]>
   </content>
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   <title>#02 愛犬と飼い主をつなぐ命綱　～リードについて考える</title>
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   <published>2010-02-17T04:34:16Z</published>
   <updated>2010-02-17T04:40:39Z</updated>
   
   <summary>03-01［犬との楽しい生活］</summary>
   <author>
      <name>日本全薬工業株式会社</name>
      
   </author>
   
      <category term="03::犬との楽しい生活" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
      <category term="人と動物の関係学" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://peterrace.jp/relation/">
      <![CDATA[<h2>リード故障による事故を知っていますか？</h2>

<p>　最近、何件ものリードの事故についての報告を目にしました。
<br>　リードが壊れた為に、犬が道に飛び出してしまい事故にあったり、噛みつき事故を引き起こしてしまったり、という内容です。
<br>　とても怖い話ですが、このような事は誰にでも起こる可能性があるのではないでしょうか。</p>

<p>　国民生活センターには、2004年から2008年までの間に、リード故障による事故の報告が30件近く寄せられているそうです。
<br>　リードは、言わば『犬の命綱』でもあります。突然の出来事が起きた時に、飼い主が犬を制止させてその安全を確保するためには必要不可欠な道具です。
<br>　ですがその命綱が強度不足で破断したり、金具が壊れたりしたら、とんでもない結末を招く恐れもあるのです。</p>

<h2>リードにかかる命の重さ</h2>

<p>　実際に販売されている製品を見てみると、確かにとても頑丈にできているように見えます。また、飼い主が自分の愛犬の体重に合わせて購入できるように、多種多様な太さや素材のものも作られています。
<br>　飼い主たちも、選ぶときには様々なことを考慮して慎重に選んでいるはずです。
<br>　しかしここに、日ごろから飼い主たちの考えが及ばないであろう要素が隠れているのではないでしょうか。
<br>　それは、犬が突発的に強い力で引っ張った場合にリードや金具にかかる、負荷の大きさです。
<br>　犬種によっては、突然走りだしたり、刺激に向かって飛びかかったりする傾向の強いものがいます。この突発的な動きにより、リードにはその犬の体重以上の力がかけられるのですが、このことをリード購入の際に考える飼い主は少ないのではないでしょうか。</p>

<p>　昨年、国民生活センターではいくつかの代表的商品のテストが実施されました。
<br>　その内容と結果を見てみると、例えば小型犬用の商品（10キロまでの犬用）のなかには34キロ強で破断したものがありました。
<br>　そして犬がかける負荷の計算においては、9.4キロの小型犬が最大25キロ以上の力をかけることが判明したのです。13キロの犬であれば、なんと30キロ近い力がかかるようです。
<br>　このような情報を、我々飼い主は真剣に受け止めなければならないと思います。</p>

<h2>身近な道具だからこそ、もう一度考えてみてください</h2>

<p>　私自身も、極端な例ではありますが、大型犬用リードのナスカン部分が伸びてしまい一瞬にして犬が飛び出してしまったという事故を目の当たりにしたことがあります。
<br>　普通ではあり得ぬことなのでしょうが、たまたまその犬が自分に接近してきた犬に対して強い情動反応を示し、とてつもない力で相手に襲いかかってしまったために起こった事故でした。
<br>　信じられないかもしれません・・・でも本当にあるのです、このようなことが。</p>

<p>　自分の犬を守るのは、飼い主の務めです。
<br>　あらゆる意味で、この言葉を愛犬との生活の中で生かしていただきたいと思う、今日この頃です。</p>]]>
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   </content>
</entry>

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   <title>#01 メディアに歪められる「ペットの飼い主」というイメージ</title>
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   <id>tag:peterrace.jp,2009:/relation//5.406</id>
   
   <published>2009-12-07T08:07:45Z</published>
   <updated>2010-06-16T06:14:41Z</updated>
   
   <summary>07-01［動物と社会］</summary>
   <author>
      <name>日本全薬工業株式会社</name>
      
   </author>
   
      <category term="07::動物と社会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
      <category term="人と動物の関係学" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://peterrace.jp/relation/">
      <![CDATA[<h2>メディアに取り上げられる「ペットの飼い主」</h2>

<p>　先日、テレビで『溺愛されるペットたち』と言う特集がありました。社会に『何かを学ばせる』ことを目的とした番組の一部として放送され、エステ、結婚式、減量（ダイエット）サロン・・・高額なサービスを次々と紹介していました。
<br>　映し出される光景は、確かに魅力的に感じられるものもありましたが、見る者を感心させると同時にひどくあきれさせてもいました。
<br>　それを見て、私たち飼い主や犬・猫好きな人々の姿が、現代社会の中でいかにメディアによって歪められてしまっているか、あらためて感じざるを得ませんでした。</p>

<h2>お馬鹿な飼い主＝すべての飼い主？</h2>

<p>　おそらくあの映像を見ていた多くの人々は、唖然としながらも『お馬鹿な飼い主』の姿に苦笑していたのではないでしょうか。</p>

<p>　特集の中で何万円ものエステを愛犬に受けさせている飼い主がいましたが、はたして犬飼育者人口の何パーセントが同じことをしているでしょう？おそらくは１パーセントにも満たないのではないでしょうか。<br>　泥パックを塗りたくられている犬が、耳を倒し、体をプルプルと小刻みに震わせている姿も映りました。</p>

<p>　こうして、一般の、ごく普通の飼い主が見ていても思わずため息が出てしまうような場面が、次から次へと映し出されていったのです。</p>

<p>　これは、ペットの飼い主の現状を社会に知らせるのではなく、ペットや動物を好きな人間が世間に馬鹿にされる題材を提供しているにすぎません。<br>　動物の福祉や、ヒトと動物の関係に関する問題を考えている飼い主ではなく、この番組のように本当に動物に愛情を持っているのかわからない飼い主ばかりをクローズアップされては、私たちの抱える重要な課題が軽視されていくことになってしまいます。</p>

<h2>私たちのあるべき姿を見なおしてみませんか？</h2>

<p>　ペットの飼い主たちはもっと怒っても良いのではないかと、私は思います。
<br>　動物たちとの未来を真剣に考えている本当の姿をとらえてもらえず、それどころかお馬鹿な集団の一員と見なされてしまうような報道を、ただ見ているだけで本当に良いのでしょうか。</p>

<p>　現代社会における私たちのあるべき姿を、もう一度見つめなおしてみるべきではありませんか？</p>]]>
      
   </content>
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   <title>#01 犬の生活の質を確保するために必要なこと</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://peterrace.jp/relation/learn/rel_le03_01.html" />
   <id>tag:peterrace.jp,2009:/relation//5.381</id>
   
   <published>2009-06-29T01:30:59Z</published>
   <updated>2010-02-17T04:36:32Z</updated>
   
   <summary>03-01［犬との楽しい生活］</summary>
   <author>
      <name>日本全薬工業株式会社</name>
      
   </author>
   
      <category term="03::犬との楽しい生活" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
      <category term="人と動物の関係学" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://peterrace.jp/relation/">
      <![CDATA[<div id="contentContainer">

<h2>犬の生活を維持するための『10の項目』</h2>

<p>　以前、翻訳などのお仕事の関係で何度もお目にかかり、親しくさせていただいていた海外の先生の一人であるブルース・フォーグル氏からとても大切なことを教わりました。</p>

<p>　それは犬の生活をしっかりと維持し、彼らの幸せを確保するための大切な10の項目です。<br>　巷では犬との10の約束にまつわるストーリーがはやっていますが、フォーグル先生の10の項目はそれよりはるかに重いものになります。</p>

<p>　その項目の注釈として最も大切なことは、それらのすべてが『人間しだい』であるということなのです。<br>　それらは次のような項目です。</p>

<div style="padding : 1em;">1．解剖学的にも遺伝的にも健全な体であること<br>2．身体的健康がたもたれること<br>3．栄養バランスの取れたおいしい食事を食べられること<br>4．人間の生活環境の中で生きるということを早くから学べること<br>5．肉体的にも精神的にも虐待をされぬこと、そして無意識の虐待の犠牲にもならぬこと<br>6．精神的、肉体的刺激を含む日常生活活動を与えられること<br>7．人間と犬両方の社交を楽しめること<br>8．毛皮をまとった人間ではなく『犬』として扱われること<br>9．十分な知的刺激を受け犬として考え行動する機会を与えられること<br>10．尊厳をもって生きそして尊厳をもって死ぬことを許されること</div><br>

<p>　確かに先生がおっしゃるとおり、これは犬にとっての理想的な生き方ではないでしょうか。<br>　我々飼い主は、これをいかに実現させるかを常に考えていかなければならないのです。
</p>

<h2>『10の項目』から、私たちの生活を見つめ直す</h2>

<p>　しかしこれは飼い主だけの問題でもありません。<br>　上記項目の１番の点に関しては、繁殖や断耳や断尾などの問題が含まれています。<br>　これは確かに飼い主が自分で手を出すことが出来ぬ事柄かもしれませんが、やはり意識は持っていなければなりません。</p>

<p>　また8番の点に関しては、多くの飼い主が無意識に間違いを犯しやすいことだと思います。<br>　かわいいと思うわが子・・・でもそのわが子が『犬』であることを、そして彼らには人とは違う『犬』としての行動欲求があり、『犬』として生きなければならぬ存在であることを、私たちは忘れてはならないのです。</p>

<p>　そしてとてもつらいことかもしれませんが、10番目にあるように、人間の伴侶である彼らの『尊厳』を、私たちは一番に考えてやらなければなりません。</p>

<p>　今までの、そしてこれからの犬と自分の生活を、もう一度これらの項目に照らし合わせて考えてみてはいかがですか。</p>
</div> <!-- [END]#contentContainer -->]]>
      <![CDATA[<li><a href="http://peterrace.jp/info/contact/index.html"><img src="http://peterrace.jp/images/banner_faq.gif" alt="お問い合わせ（FAQ）" width="148" height="72" /></a></li>
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   </content>
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   <title>動物愛護・保護・福祉から～動物との共生を考える3つの事例</title>
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   <id>tag:peterrace.jp,2009:/relation//5.374</id>
   
   <published>2009-05-25T23:56:00Z</published>
   <updated>2009-05-25T23:57:27Z</updated>
   
   <summary>動物との共生を考える連絡会　代表　獣医師：青木貢一</summary>
   <author>
      <name>日本全薬工業株式会社</name>
      
   </author>
   
      <category term="人と動物のコラム" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://peterrace.jp/relation/">
      <![CDATA[<p>文化国家の我が日本では、動物との関わりの中に、改めるべき理不尽な動物の取り扱いが現存しています。今回はその中で3事例を紹介したいと思いますので、皆さんも考えてみて下さい。</p>
<p class="flt_r alg_c"><img src="http://peterrace.jp/relation/images/0905.jpg" widht="262" height="196" alt="" style="" /><br /><span style="font-size:75%; color:#666666; line-height:1.25;">（社）日本動物福祉協会提供</span></p><p><strong>事例1　闘犬</strong><br />先進諸国は、闘犬は最も動物福祉に反するものとして禁止しています。我が国の自治体でも、東京都、神奈川県、石川県、福井県では条例で闘犬を禁止し、北海道は土佐犬以外の闘犬を禁止しているのですが、国の法律ではこれを禁止していません。そのため観光の目玉として常設闘犬用リンク（土俵？）を備えた観光施設まで作っている高知県（桂浜）のような自治体もあります。ここでは神社境内等に特設闘犬用リンクをしつらえ、神社への奉納闘犬なども行われています。<br />
闘犬は、互いに100％相手に咬傷を負わせ、裂傷に伴う出血で、あたり一面に血が飛び散ることになります。最近では、ピットブルなどの土佐犬以外の犬種でも行われています。<br />
この闘犬が人を襲う事件がいくつもあることはご存知でしょうか。昨年6月、福岡県遠賀郡水巻町で土佐犬の飼い主が咬み殺され、助けようとした3人も重軽傷を負いました。昨年10月には大阪府松原市で土佐犬に小学3年生と郵便局員が襲われ、今年の1月にも、愛知県稲沢市で、民家の飼い犬をかみ殺し散歩中の人を襲うなどしたため、闘犬が警察官に射殺されるという事件が起きています。<br />
愛護動物の犬を危険な特定動物化することは許されることではないので、動物愛護管理法に動物を闘わせることの禁止条項の制定を求めたいと考えています。</p>

<p><strong>事例2　馬虐待神事</strong><br />乗馬経験がない16～20歳の青少年が、たった一か月間の乗馬の稽古で、走路に設えた登り坂（斜度30度）上の2ｍの垂直壁を駈け上がらせる、というむちゃくちゃな神事があります。これは三重県の多度大社と猪名部神社の上げ馬神事で、何百年も前から行われ三重県の無形民俗文化財に指定されています。<br />
神事関係者による馬の扱いが極めて乱暴で、ドーピングや過度の暴力と威嚇等様々な方法で馬を興奮させ狂奔させていました。この虐待的行為の指摘と動物愛護管理法の改正で少しは改善しましたが、最近では馬への暴力が警察や三重県職員がいる中で恣意的に行われ、悪化しています。<br />
この神事は、騎手以外の人間によって馬を興奮させ爆走させるため、騎手のみならず爆走馬を抑える役割の青少年達が事故に巻き込まれる恐れがあります。現に、昨年は見物客を含む5人が重軽傷を負いました。今年の猪名部神社では、主催者側の一人が馬に蹴られて頭蓋骨を骨折し重傷を負っています。昨年は、1頭の馬が鼻骨骨折で大量出血し、今年は2頭の馬が前肢骨折して廃用馬となり殺処分されました。神事に使われる馬が哀れでなりません。<br />
人馬の安全のために、馬への暴力をなくし、垂直壁を低くし傾斜も付けるよう望みます。また、伝統を重んじるというなら、在来馬の木曽馬や道産子を使うべきかと思います。</p>

<p><strong>事例3　観光地宮島の鹿</strong><br />広島県の観光地、安芸の宮島の厳島神社周辺にいる鹿達が危機に陥っています。近年、過剰頭数や餌不足で観光客に危害を加えるなどから、シカ煎餅販売と餌やりを禁止しました。「鹿は野性動物だから、餌を与えなければ山に帰るので、その場からいなくなる」との有識者の意見により決定されたものです。<br />
しかし、宮島の鹿は長年にわたり餌付けされ"家畜化"されたもので、自由放牧の状態に置かれているだけで野生動物とは言えません。その場で生まれ育った鹿なので山に帰るはずもなく、宮島の山には常緑樹に覆われ餌となる下草が殆どないことから、山に移住するとは到底考えられません。現に、山に移住した鹿は殆どいないと聞いています。<br />
今や栄養失調で痩せ細り、被毛が薄く光沢もない状態です。斃死した鹿の胃内は、ビニールなどの異物で満たされていたといいます。見かねた人達が餌を運んで与えていますが、頭数が多いために十分ではありません。<br />
人為的に適正頭数に制限して管理し、絵となる美しい鹿（神鹿）となるよう望みます。</p>

<p>以上が3つの事例ですが、いかがでしたでしょうか。<br />これ以外に、食の安全・安心のために農場動物（畜産動物）の5つの自由に基づく福祉（アニマルウエルフェア）と実験動物と動物実験についても記したいのですが、紙面の都合でまたの機会にさせていただきます。</p>

<p>動物との共生を考える連絡会（<a href="http://dokyoren.web.fc2.com/" target="_blank">http://dokyoren.web.fc2.com/</a>）</p>]]>
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   <title>人と人を繋ぐ聴導犬</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://peterrace.jp/relation/column/relrel_cl0904.html" />
   <id>tag:peterrace.jp,2009:/relation//5.363</id>
   
   <published>2009-04-07T09:22:33Z</published>
   <updated>2009-04-07T09:27:28Z</updated>
   
   <summary>特定非営利活動法人　聴導犬普及協会　訓練部：水越みゆき</summary>
   <author>
      <name>日本全薬工業株式会社</name>
      
   </author>
   
      <category term="人と動物のコラム" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
      <category term="＜更新情報に掲載＞" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://peterrace.jp/relation/">
      <![CDATA[<p class="flt_r alg_c"><img src="http://peterrace.jp/relation/images/0904-2.jpg" widht="210" height="325" alt="" style="" /></p>
<p>聴導犬が日本で誕生してから約２５年。音に反応する便利なペットから、聴覚障がい者の体の一部であり、なくてはならない存在へと変化してきました。<br />２００２年、身体障害者補助犬法（以下：補助犬法）が施行され、聴導犬は聴覚障がい者ユーザーと共に、社会参加することができるようになりました。買い物やレストランで食事をする、仕事や旅行に出かけるために公共交通機関を利用するなど、あらゆる場面に同伴することが許可されました。そのため、日常生活の中の音情報を伝えるだけではなくなったのです。</p>

<p>聴覚障がい者は、視覚障がい者や手足に障がいを抱えている人と比べ、障害を持っていることに気が付いてもらえなかったり、理解してもらえなかったりします。そのため、外出中に他の人と話をする際、毎回「聞こえないので・・・」と相手に伝える作業を行わなければならないのです。しかし、聴導犬と共に外出していれば、「聴導犬＝耳の聞こえない人をサポートしている」と相手が理解し、的確な方法で情報を伝えてくれるようになるのです。聴覚障がい者が抱えているコミュニケーション問題も、同伴しているだけで解決され、安心感のある外出ができるようになってきました。<br />また、今までわからなかった情報も、聴導犬と一緒に居ることで、知ることができるようになりました。公共交通機関を利用していると、「電車が遅れます」や、「トラブルがあり折り返し運転になります」などの情報があると思います。聞こえなければ理解できないことも、周囲の人が必要だと感じ、聴導犬が伝えることのできない情報を運んできてくれるのです。このような経験は、ユーザー自身が度々直面していて、聴導犬と共に社会参加することへの自信へと繋がっているのです。</p>

<p>そして、私達訓練事業者も、聴導犬を通してユーザーや希望者と様々なことで繋がっています。<br />近年、聴導犬のニーズは、多様化してきました。多様化することができたのは、ユーザーの経験と助言があったからです。</p>

<p>２頭目の新しい聴導犬と生活をしているユーザーさんから、「冷蔵庫からも音が出るのね」と言われたことがあります。『音を探す』ことを基本概念として訓練されたその聴導犬は、今までのように決められた音に反応するだけではなく、目新しい音にも反応するようになっていました。聴導犬が不思議そうに首を傾け、冷蔵庫の前に・・・。その様子を見て、冷蔵庫の扉が少し開いたままになっていることに、気が付いたそうです。そして、その経験を私達に話してくれました。こうして、新たな聴導犬のニーズができ、希望者に仕事として紹介することができるのです。</p>

<p>このように、ユーザーが経験したことが、希望者にとって聴導犬の必要性と有効性を強く感じさせることに繋がり、聴導犬と共に生活することへの希望へと繋がっていくのです。また、私達が次の聴導犬に教えるための訓練技術の開発へと結びついていくのです。</p>

<p>今回、「人と人とを繋げる聴導犬」というタイトルで、聴導犬を中心に人が繋がっていることを書かせていただきました。ユーザーやユーザーと出会った人、聴導犬を希望している人だけではなく、この記事を読んでくださった方も、聴導犬を通して私達と繋がったと思っております。聴導犬の認知度は、他の補助犬と比べると、まだまだ低いのが現状です。これを読んでいただいたことをきっかけに、聴導犬という耳の聞こえない人をサポートしている犬の存在を知っていただき、聴導犬と聴覚障がい者の社会参加にご理解とご協力いただきたいと思います。</p>


<p>特定非営利活動法人　聴導犬普及協会（<a href="http://www.hearingdogjp.org/" target="_blank">http://www.hearingdogjp.org/</a>）</p>]]>
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   </content>
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   <title>#00 馬鹿にされていませんか、ペットという名の社会現象？</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://peterrace.jp/relation/learn/rel_le07_00.html" />
   <id>tag:peterrace.jp,2009:/relation//5.362</id>
   
   <published>2009-04-06T09:20:03Z</published>
   <updated>2010-06-16T06:15:14Z</updated>
   
   <summary>07-01［動物と社会］</summary>
   <author>
      <name>エイリアス</name>
      
   </author>
   
      <category term="07::動物と社会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
      <category term="人と動物の関係学" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://peterrace.jp/relation/">
      <![CDATA[<h2>深い意味のありそうな言葉の裏には...</h2>

<p>　「ペット・ブーム」、「ヒューマン・アニマル・ボンド」、「生命倫理の教育」などの言葉とともに、身近な動物たちが注目され始めてからすでに何十年もの月日がたっているように感じますが、最近このような深い意味のありそうな言葉の裏には、本当に薄っぺらな社会的支援や理解しか存在せぬことに気づき、とてもがっかりしています。</p>

<p>　神戸の少年Aの事件など多数の事例で、人間に対する暴力と動物に対するそれが決して切り離すことが出来ぬものであると社会的にも取り上げられてきましたが、実のところ専門家と言われる人々の間ではこの点に対してあまり関心が持たれていないようです。</p>

<h2>"お犬様"をやっている人</h2>

<p>　法律の専門家の間では、動物虐待などに関心を示す研究者を『"お犬様"をやっている人』などと揶揄することがあると聞きました。このような研究をすると学術の世界では軽んじられてしまうと聞かされました。</p>

<p>　また社会学の世界でも同じようなことが起こっているようです。家庭内の暴力のなかではしばしば女性、子ども、老人とともに動物も虐待行為の被害者になってしまうことがあるという点は、だいぶ前から米国などの研究や社会調査で明らかにされてきました。しかし、日本の専門大学院の若い研究者が児童虐待と動物虐待の平行研究を行った際に、論文の審査にあたった児童虐待に関する法律の権威である教授に「動物は被害者の中に入るとは思わない」とはっきり否定的な発言をされたそうです。</p>

<p>　2008年6月にようやく国会で可決されたペット・フードの安全基準設定に関する法案では、一時『犬猫のえさにまで法律は必要???』という一部の国会議員の大きな声が障壁となったことも事実です。</p>

<p>　『・・・ったくもう・・・動物が大切だの、命の教育だの、ペットによる癒しだの、アニマルセラピーだの、どいつもこいつも表面的なことばかりぬかしやがって!!!!』（下品で失礼）<br />
　でも私の頭の中では大爆発が起こりそうです。</p>

<h2>動物に優しくできるものは<br />
人間をも大切にできる</h2>

<p>　お犬様を大切にしたことだけで後世に名を残している徳川綱吉は、実は囚人の扱いの改善や捨て子対策など社会福祉に多大な貢献をした人物なのです。ではなぜそのことが歴史上もっと認められていないのでしょうか。それはきっと『たかが犬にあのように一生懸命になっていたバカ者』であることのほうが目立つからであると同時に、その大きな意義を歴史学者が理解できなかったからでしょう。</p>

<p>　動物に優しくできるものは人間をも大切にできる。こんな当たり前のことを社会、そして人間の本質的な現象として理解し重んじられぬ学者、政治家・・・それを表面的には口にしても本当に信じ、そしてその信念を自分の専門領域の中で生かしていくことのできぬ人間などを、文化人と呼ぶことは出来ません。自然を大切にすることは意識が高いと評されながら、私たち人間にとってもっとも身近な自然である犬や猫を大事にすること、尊重することが『B級』とされてしまうのは、いったいなぜなのでしょうか？</p>]]>
      
   </content>
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   <title>#00 幸せな食物</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://peterrace.jp/relation/learn/rel_le06_00.html" />
   <id>tag:peterrace.jp,2008:/relation//5.337</id>
   
   <published>2008-12-26T00:08:21Z</published>
   <updated>2008-12-26T00:09:40Z</updated>
   
   <summary>06-01［幸せな食物］</summary>
   <author>
      <name>エイリアス</name>
      
   </author>
   
      <category term="06::幸せな食物" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
      <category term="人と動物の関係学" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://peterrace.jp/relation/">
      <![CDATA[<h2>「食物」としての動物</h2>

<p>動物が好きでたくさんの動物と暮らす私は、「ベジタリアン？」とよく人に聞かれる事があります。そんな時は、「いいえそうではありません。ステーキもトンカツもいただきます」とお答えします。</p>

<p>さてさて・・・犬好きで食べるのも好き、と考えているペットの飼主達は一体どうすれば良いのでしょう？　中には考えないようにしている、と言う人もいるのですが、それは無責任な答えではないでしょうか。本当に動物が好きなのであれば、世の中のあらゆる動物の境遇に関心を持たざるを得ないのではないでしょうか。そしてその中には、好むと好まざるとに関わらず、自分が口にする動物も入っているのです。無論、ベジタリアンという道もありますが、人間は本来雑食性の生物であり、我々にとって動物のお肉を口にすることは決して不自然なことではありません。</p>

<p>例えば、サバンナでシマウマを食べるライオンは虐待者、極悪非道なものでしょうか!?　ライオンは自然の流れの中で必要な行動を展開させ、自らの生命を維持しているのです。では、それと同じように人間も牛や豚、鶏を食べなければならないのだから何も悩む必要はない、と言い切ることができるのでしょうか？ 実はここに少々問題があるのです。</p>

<h2>「生産の現場」に関心を持つこと</h2>

<p>ライオンは必要な肉を自分で確保しますが、人間はそうはいきません。そこで人々にお肉を売るための「産業」ができあがるのです。そうなるとどのような商品でもそうであるように、たくさん、安く供給する、という動きが出てくるわけです。このような産業の発展とともに、その「生産物」である動物がとても苦しい思いをしなければならないことが多々起こってきます。</p>

<p>タマゴを産む鶏が、方向転換もできない箱のようなケージの中で、産めなくなるまでその一生を過ごすのは「バタリーケージ」としてよく知られています。鳥インフルエンザがらみの報道で養鶏場の様子を目にした方々も多いことでしょうが、延々と続く鶏の首の列は、このような大量生産用のバタリーケージの光景だったのです。<br />
その他に、自分の尾を見ることができないほど狭い場所にいる豚、体を横たえることができなかったり、ワラなどの敷物がなかったりする飼育舎等々、動物のことを考えるととても悲しくなるようなことが、生産の現場にはたくさんあるのです。動物が好きであれば自分は食べない、と言うよりも、このようなことに関心を持つ賢明な消費者になるべきではないでしょうか。</p>

<p>前述のタマゴですが、例えば平飼い、放し飼いのタマゴも売っています。少々高額ではありますが、何十倍もする訳ではありません。少し意識の高い消費者であれば、よほどのことがないかぎり十分に手の届く価格なのです。</p>

<p>豚肉なども生産の現場の写真などを見せて宣伝しているものもあります。ただし残念なのは、生産者の方々がまだ「品質」、「人間にとっての安全」、「健康な肉は美味」などという言葉を用いていることです。一言でも良いから「動物が幸せ」、「幸せな食物」と言っていただければ、消費者の意識を変えることができるのではないでしょうか。</p>

<h2>「フリーダム・フード」で幸せな食物を買う</h2>

<p>英国の王立動物虐待防止協会（RSPCA）は、何とこの幸せな食物を制度化／商品化してしまったのです。RSPCAには「フリーダム・フード」というラベルがあります。このラベルを育成、輸送、屠殺の各段階で福祉が保証されている動物由来食品に付けるのです。<br />
ラベルのついた食品はRSPCAが動物福祉の確認を行っているという意味となり、菜食主義ではないが動物を苦しめている食品は欲しくない、と感じている一般の消費者には、とても助かる目印となることは言うまでもありません。</p>

<h3>RSPCAのチェックはファイブ・フリーダムス（5つの自由の理念）に基づいて行われます。</h3>

<ol style="margin-left:2em;">
<li>飢えや渇きからの自由</li>
<li>傷病、苦痛からの自由</li>
<li>恐怖や抑圧からの自由</li>
<li>不快からの自由</li>
<li>自然な行動を展開させる自由</li>
</ol>
<p>これはもともと農業動物の福祉を守るために考えられた項目ですが、現在ではペットをはじめとしてあらゆる動物の福祉の尺度として用いられています。</p>

<p>いずれにしても英国の消費者は、幸せな食物をマーケットで買うことができるのです。<br />
日本にもこのような商品があれば買いたいと思う方々はたくさんいるのでは、と思うのですが、生産者側は動物の福祉をセールス・ポイントにするということなど全く思いつかない様子です。<br />
お金を払う側が、そろそろ声をあげなければならないのかもしれません。</p>]]>
      
   </content>
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   <title>猫と人の関係</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://peterrace.jp/relation/column/relrel_cl0710.html" />
   <id>tag:peterrace.jp,2007:/relation//5.257</id>
   
   <published>2007-10-22T04:52:36Z</published>
   <updated>2007-12-27T09:25:37Z</updated>
   
   <summary>猫の森株式会社　代表取締役：南里秀子</summary>
   <author>
      <name>日本全薬工業株式会社</name>
      
   </author>
   
      <category term="人と動物のコラム" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://peterrace.jp/relation/">
      <![CDATA[<p class="flt_r alg_c"><img src="http://peterrace.jp/relation/images/0710-1.jpg" widht="234" height="350" alt="" style="" /><br /><span style="font-size:75%; color:#666666; line-height:1.25;">Photo by Tadahiro Tonomura</span></p>
<p>1992年に留守宅を訪問して猫の世話をするキャットシッターサービスを立ち上げ、足掛け16年で4万匹以上の猫とその家族、環境を見てきました。現場にいると、猫に対する考え方や環境がここ数年で、大きく変化してきたのがわかります。外出自由から完全室内飼いに、不妊手術やワクチン接種の一般化、キャットフードも安全で栄養バランスを考慮するメーカーが増え、また意識面ではペットではなく家族としての位置づけが定着してきました。<br />
実は開業当初、クライアントから「私たちが死んだら残された猫の面倒を見てほしい」というリクエストがあり、私自身その言葉に驚いたものでした。しかし、現在「家族であり愛猫の将来を守りたい」という願いを持つ人は少なからずいます。</p>

<p>2002年に入院や死亡の際、生前契約によって残された猫を引き受ける「猫の森」システムを立ち上げて以来、すでに10匹以上の猫を受け入れてきました。さまざまな事情で「猫の森」にやってくる人と猫たち。ガンを宣告された余命1ヶ月の女性、家庭内暴力から逃れ、シェルターに入居するため猫を預けにきた母子、亡くなった母の遺言で猫を頼みにきた娘夫婦、子どものいない老夫婦などなど、すべてがひとつひとつのドラマのようです。<br />
背景はまったく違いますが、その人たちの猫への思いは共通しています。また、そのように愛されている猫は、人間を信頼しているので、「猫の森」に住むようになってもやっかいを起こすようなことがありません。どんな猫も健気に新しい環境になじんでくれるのです。そんな姿を見ていると、私たち人間はもっと謙虚に、猫から學んだ方がいいように思います。</p>

<p>ホームページで猫に関する相談を受けたり、アドバイスやカウンセリングなどをしたりしていると、猫の問題行動の原因は、相談者自身の考え方や生活態度に関わっていることが多いように感じます。特に多いのは、まだ起こってもいないことで悩んだり、不安になったりする心配性の人たちです。<br />
「今できることを一生懸命やれば、なんとかなりますよ」<br />
「大丈夫、大丈夫、心配いりませんよ」<br />
話を聞いて、ちょっと励ましたり、「あなたはどうするといいと思いますか？」と答えを引き出すようにしたりすると、たいていの人は自分で答えを見つけて納得します。<br />
しかし一方で、自分で考えて行動してみるという行動パターンを持たない人は、何度でも同じような質問を繰り返す傾向があります。飼い主でありながら、自分で責任を取りたくないという意識が見られます。こんな人と動物が暮らすと、過度のストレスから原因不明のハゲになったり、トイレ以外にそそうをしたりという症状になって出てくるのですが、飼い主は自分が原因になっていることに気づきません。</p>

<p>特に猫は本来自立しており、プライドも高く、プライバシーも確保したい動物です。それを理解せず、過干渉、過保護にしている人も多いのが現状です。例えば「猫がいるから旅行に行けないわ」という方がいますが、猫だってたまには家族と離れて息抜きしたいのではないでしょうか？「猫が寂しがるんじゃないかしら？」と言って出かけていった家族の心配をよそに、キャットシッティングに行ってみると、そこの猫たちはリラックスしてのんびりしている場合が実に多いものです。そのことをレポートすると、「私がいなくても平気なのね」とがっかりされる方もいます。また「ならば、これからもっと出かけましょう」となる方もいます。いずれにしても、新しい行動をきっかけに猫も人も心の免疫力を高められたら、これに超したことはありません。<br />
猫という動物の習性を理解し、猫の個性を尊重し、人と猫がお互いに快適な暮らしをする。そのためには、「猫がいるから○○できない」という考え方ではなく、「自分が好きなことをして、なおかつ猫にも安全で快適な暮らしを提供する。そのためにはどうしたらいいか？」と考えてはどうでしょう？　いっしょに暮らす人が常に精神的な負担を負っていると、デリケートな猫はその気配を察し、マイナスのエネルギーを無意識に吸収してしまいがちです。<br />
猫のためにも、自分のためにも、したいことをするのが一番です。わがままと言われようが、気まぐれと言われようが、愛されてしまう猫を見習ってしまいましょう。</p>


<p>猫の森（<a href="http://www.catsitter.jp/neko_mori/nekomori.html" target="_blank">http://www.catsitter.jp/neko_mori/nekomori.html</a>）<br />CSなんり（<a href="http://www.catsitter.jp/index.html" target="_blank">http://www.catsitter.jp/index.html</a>）</p>]]>
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]]>
   </content>
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<entry>
   <title>#00 動物実験</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://peterrace.jp/relation/learn/rel_le05_00.html" />
   <id>tag:peterrace.jp,2007:/relation//5.234</id>
   
   <published>2007-09-06T00:05:14Z</published>
   <updated>2007-12-27T09:20:23Z</updated>
   
   <summary>05-01［動物実験］</summary>
   <author>
      <name>日本全薬工業株式会社</name>
      
   </author>
   
      <category term="05::動物実験" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
      <category term="人と動物の関係学" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
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      <![CDATA[<h2>目をそむけないで考える、「実験動物」のこと</h2>

<p>　動物好きの人間にとって、実験に使用される動物は、あまり考えたくない存在であるかもしれません。しかし動物と生活をともにし、互いに信頼し合いながらすばらしい日常を送ることができるという幸せをかみしめているからこそ,「他の動物達」のことを考えなければならないのではないでしょうか。むしろ動物のことを愛しているからこそ「嫌な事」から目をそむけないようにしなければなりません。</p>

<h2>今すぐ動物実験をやめることは可能なのか？</h2>

<p>しかし動物実験となると、どのような考え方をして良いものか、と迷う人がたくさんいるようです。その中で気をつけなければならないのは、動物好きの人間が陥りやすい「絶対反対」と言う落し穴です。グロテスクな写真や残酷な現実を様々な活動家団体に見せられ「やめるべきだ！」という極端な意見を口にしてしまう動物好きの人々はたくさんいます。</p>

<p>でもそこで冷静になり、少し考えてみてはどうでしょう。はたして、全てやめるべき、と言っても良いのでしょうか？　いえ、言えるのでしょうか？　確かにこれ以上便利な世の中をつくる必要はないのかもしれません。さらに言えば化粧品や日常生活用品の「高度化」は、不必要なぜいたくかもしれません。しかし、もし自分の身内に難病の者がいたらどうでしょう。治療手段の開発のために動物を使わないでほしい、自分の愛する者のためにうさぎが死ぬのは耐えられない、と心の底から言える人は本当にいるのでしょうか。</p>

<p>どう考えても、動物実験を100パーセントなくすことは、今はまだできないことなのではないでしょうか。とは言え、やはり少しでも今の現場を改善してほしいと思っている人々はたくさんいます。そして無論、関係者はそのための努力を怠ってはならないのです。</p>

<h2>「3つのR」の原則を知る</h2>

<p>そこでまず、第一歩として、改正動物愛護管理法の中にも登場する「3つのR」の原則を、専門家のみならず世の動物好きの人々にも知識として持ってもらうことが重要であると思われます。何故ならば、この3Rをしっかりと理解し、且つそれを求める運動を展開させることこそが実現可能な動物実験現場の改善につながってゆくからです。</p>

<p>3つのRの一つはReplacementです。これは、生体の使用に代替法がある場合はそちらを用いるべきである、という考え方です。言うまでもなく、生きた動物を使う以外に、その細胞の一部や人工物、化学物質、CGなどを用いることができることも多々あるでしょう。そしてさらなる開発努力により、生体以外のものを用いて実施可能なプロセスの範囲は広がってゆくことでしょう。いずれにしても「代替法を可能な限り活用する」というこの原則は、極めて意味のあることなのです。</p>

<p>次のRはReduction、数の減少です。実験そのものをやめるよりも、使用されている動物の数を減らすことは、すぐにでもできることだと考えられています。無駄のないように、実験施設の動物数の管理をより厳しく行ったり、基礎的なデータなどを研究所や企業間でシェアリングしたりすることによって、実験に使用されている動物の絶対数を確実に減らすことができるはずです。これだけでも数多くの命を助けることができるでしょう。</p>

<p>そして3つ目のRはRefinementです。これは実験の方法、やり方そのものを改善し、動物が実験中に苦痛にさらされることがないようにしようという原則です。どうしても続けざるを得ない実験があるのであれば、少なくともその際に、動物がとんでもない目に合うことがないようにしてゆかなければなりません。そのためにもRefinement、すなわち手法、技術の高度化を進めてゆかなければならないのです。</p>

<h2>動物の犠牲を少しでもなくすためにできること。</h2>

<p>この3Rの原則は、動物のことを考え、科学者自身が自らの目標として掲げているものですが、一般の人々の活動ベースにもなり得るものなのです。やみくもに「嫌！」「やめろ！」と発するよりも、何をどうすれば今すぐにでも事態を改善してゆけるかを考えた発言ができれば、動物好きの人々が無知な感情論を連発する集団だと見られることもなく、研究者達の注目を引くことができるようになるのです。</p>

<p>ペットを愛するあまり「全ての動物を救え！」と唱えている方々も、好きな動物に関する暗の部分は見ないでおこうと思っておられる方々も、本当に動物のためになる自分は、一体どこで何を言う自分なのか、今一度考えてみてはいかがでしょう。</p>]]>
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   </content>
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   <title>愛犬を社会の一員にするために～優良家庭犬普及協会のGood Citizen Testとは～</title>
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   <id>tag:peterrace.jp,2007:/relation//5.232</id>
   
   <published>2007-08-30T07:07:17Z</published>
   <updated>2007-12-27T09:25:26Z</updated>
   
   <summary>優良家庭犬普及協会　事務局長：川村惠美子</summary>
   <author>
      <name>日本全薬工業株式会社</name>
      
   </author>
   
      <category term="人と動物のコラム" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
      <category term="＜更新情報に掲載＞" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://peterrace.jp/relation/">
      <![CDATA[<p>「家庭犬のしつけ」は、この10年で大きな変貌を遂げたといえます。欧米で主流の、飼い主自らしつけの方法を学んでしつけをする方が増えています。人間社会の中で飼い主と犬が自然に受け入れられるためのしつけは飼い主の責任である、という認識も高まっており、飼い主と犬が参加するしつけ教室はどこも盛況です。優良家庭犬普及協会は1994年より全国各地で飼い主と家庭犬のしつけのテスト「Good Citizen Test」を実施し、毎年約500組が受験しています。テストは15項目からなり、全て日常生活の場面に即した内容になっています。ここでテスト項目の最初の2項目とお食事のテストを簡単に紹介させていただきます。</p>

<p>テストの第1番目の項目は、<b>「ビニール袋の提示」</b>です。飼い主が今ビニール袋を携帯しているか、判定員がたずね、受験者がそれをその場で判定員に見せるというものです。犬が排泄をしてしまった時のために、飼い主は常時ビニール袋を持ち歩くべきです。優良な家庭犬のイメージを世間にアピールするのは犬の姿だけではありません。人間、つまり飼い主にも世間の目が集中していることを考えなければなりません。</p>

<p class="flt_r alg_c"><img src="http://peterrace.jp/relation/images/0708-1.jpg" widht="220" height="234" alt="" style="" /><br /><span style="font-size:75%; color:#666666; line-height:1.25;">&copy;優良家庭犬普及協会</span></p>
<p>次は<b>「飼い主が他人に挨拶をする間、座って待つ」</b>というテストです。飼い主が犬を座らせ、犬にマテをかけ、そこへ他人が飼い主から1mのところまで近づき、お辞儀をしてから一言、二言、挨拶をします。飼い主も同じように挨拶を返し、他人は犬に背を向け、来た道を戻ります。判定員が終わりを告げるまで、犬は静かにずっと座っていなければなりません。犬は周囲の人間に恐れられる存在ではなく、好ましい存在でなければなりません。常にこのイメージを維持するよう、飼い主は犬の行動を管理、監視してゆかなければなりません。見知らぬ者が飼い主に話しかけても、友好的な近づき方をする人間であれば、家庭犬は落ち着いてそれを受け入れることが出来るはずです。このときに犬がおとなしく座っていれば、近づいてきた人間は犬を怖いと感じることもなく、犬のイメージ全体が良くなるのです。</p>

<p class="flt_r alg_c"><img src="http://peterrace.jp/relation/images/0708-2.jpg" width="220" height="213" alt="" /><br /><span style="font-size:75%; color:#666666; line-height:1.25;">&copy;優良家庭犬普及協会</span></p>
<p>そして<b>「食事中テーブルの下で待つ」</b>というテストは、飼い主に10分間、実際に食事をしてもらい、犬をテーブルもしくは椅子の下で伏せて待たせるというものです。多くの家庭では、食事中に犬がうるさくて困っているようです。犬たちが鳴き声をあげたりよだれを垂らしたりするのは、おこぼれを頂戴できることを学習してしまっているということです。食事中所定の位置で犬にフセ・マテをさせることができれば、友人の家での食事やドッグカフェなどに一緒に連れて行った場合でも、他人に不快な思いをさせたり、迷惑をかけたりする事がありません。</p>

<p>これらは15項目の中の一部ですが、その他の項目も社会生活で欠かすことの出来ないものですので、しつけの一つの目標としていただきたいと思っています。大変怖がりな犬などの場合、どうしてもクリアできない項目が出てくることもあります。たとえ合格できなくても、また無理やり受験しなくても、協会の検定内容を見ながら、飼い主が自分の犬をよく知り、愛犬と絆を深く結ぶきっかけとしていただければ、それだけでも大きな収穫であると私共は考えています。</p>

<p>詳しいテスト内容や判定基準などは、当協会インターネットウェブサイトをご覧下さい。</p>

<p><a href="http://www.cgcjp.com/" target="_blank">優良家庭犬普及協会</a><br />
〒224-0003　横浜市都筑区中川中央一丁目22-5　グレイスコート302<br />
Email：info@cgcjp.com　電話：045-912-8791　Fax：045-912-8795</p>]]>
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   </content>
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   <title>飼い主って何だろう</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://peterrace.jp/relation/column/rel_cl0704.html" />
   <id>tag:peterrace.jp,2007:/relation//5.51</id>
   
   <published>2007-07-08T16:00:00Z</published>
   <updated>2007-12-27T09:25:13Z</updated>
   
   <summary>ペット研究会「互」主宰：山崎恵子</summary>
   <author>
      <name>エイリアス</name>
      
   </author>
   
      <category term="人と動物のコラム" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://peterrace.jp/relation/">
      <![CDATA[<p><img src="http://peterrace.jp/relation/images/column0704.jpg" alt="" class="flt_l" />最近「飼い主」という言葉についてじっくり考えることがあります。そのきっかけとなったのは、米国人の友人に言われたことでした。<br />
「確かに法律上はペットは物だし、私達は持ち主、飼い主だよね。でも彼等の生活を管理する我々は、その物理的な部分しかコントロールできない訳だし、彼等が何を考え、何を求めるかは実は自由・・・少し変な言い方かもしれないけれど、心は、思想は自由っていうことじゃない。つまり生きている彼等の全てに対する“Ownership（所有権）”を人間は主張できないんじゃないかな・・・」</p>

<p>なるほど、言われてみればそうかもしれない。「飼い主」という言葉では、もしかしたら彼等と私達の関係を表現することはできないのかもしれない、とそこで考えてしまったのです。では何と言えばよいのでしょう。共同生活者？　家族？　その友人に聞いてみたら「ジョンの犬」と言うのであるから逆もあり、つまり「ポチの人間」と言えば良いのではないかと言われました。英語では“Pochi’s Person”と言っても違和感はありませんが、日本語にすると何か変な気もします。</p>

<p>しかし、どのような言葉を用いようとも、私の友人が言ったように、動物たちが、自ら考えることができる独立した生命体であるということを忘れてはならないのは確かでしょう。そしてそれを重んじるような生活を営んでゆかなければならないと思うのです。特に犬は、私達にとても良くついてきてくれる動物です。彼等と生活を共にしていると、ついつい色々なことをやらせてしまうことがあるのです。トレーニングやしつけをするのは何故？　生活上の問題を解決するため？　それともお座りもできないのはみっともないから？　それとも自分の犬を自慢したいから？　アジリティやドッグスポーツをするのは何故？　自分が楽しいから？　格好良いから？　訪問活動に行くのは何故？　自分がやりたいから？　意義のあるボランティア活動だから？</p>

<p>活動もスポーツも自分の犬は楽しそう、とても好きそう、と思っている方々にお聞ききしたいのは、犬が「やりたい」と言ったかどうか。「そんなことわかる訳ない、それに本人も楽しそう」、「やりたがっているとしか思えない」という答えが返ってきそうです。でもまさにそうなのです・・・「そんなこともわからない」のです。それに犬は、大切な“群の仲間”である飼い主が楽しそうな笑みを浮かべたり、歓喜の声を上げる姿を見たりすることが大好きなのです。飼い主の楽しそうな様子を見て感じることがご褒美であるとすれば、そのために犬が色々なことをやっていることもあるでしょう。もちろん喜んで。</p>

<p>別にそれが悪いことであるとは思いません。ただ、何を言いたいのかというと、私達人間は、身近な動物の思いのほんの一部しか読み取る能力を持ち合わせていないということです。彼等が「個」として何を思い、何を望んでいるのかを正確に理解することは、多分私達にはできないでしょう。でも、それでも共に生活をしてくれている彼等を少しでも理解しようと日々努力している人間の家族は、果たして何人いるのでしょう。<br />
本当に飼い主って一体何なのでしょう？　『こんな無理解の中で私と一緒にいてくれてありがとう』と、足元で遊んでいる同居兎に思わずささやいてしまいました。</p>]]>
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   </content>
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   <title>#00 ペット・ロス</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://peterrace.jp/relation/learn/rel_le04_00.html" />
   <id>tag:peterrace.jp,2007:/relation//5.53</id>
   
   <published>2007-07-08T15:40:00Z</published>
   <updated>2007-12-27T09:21:01Z</updated>
   
   <summary>04-01［ペットロス］</summary>
   <author>
      <name>エイリアス</name>
      
   </author>
   
      <category term="04::ペット・ロス" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
      <category term="人と動物の関係学" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://peterrace.jp/relation/">
      <![CDATA[<h2>ペット･ロスへの誤解</h2>

<p>　ペット・ロスという言葉ほど誤解されているものはありません。世間一般ではこれを、あたかも病名のように扱っていることがあるようですが、ペット・ロスは決して病気ではありません。この英語を直訳すると「ペットの喪失体験」ということになります。つまりペット・ロスは体験であり、それの結果として抑うつ的になったり、不眠症になったりすることはあっても、それ自体を患うことはあり得ないのです。</p>

<p>　もう一つ指摘しなければならないのは、ペット・ロスが特殊な状況ではないという点です。以前メディアでは「ペット・ロス症候群」という言葉が用いられていたことがありました。これはペット・ロスがとてもユニークな、他の悲惨な体験とは異なるものである、というイメージを社会に与えてしまいます。とても残念なことです。動物をかわいがっている人々は、やはり「どこか変」、「他者と違う」と人々に思わせてしまうかもしれません。</p>

<p>　ですが、ペット・ロスは特別な喪失体験ではありません。私たちは皆、家族や知人、友人と死別する、という体験を重ねながら生きています。その中で、愛する動物との別れをも体験することがありますが、どのような場合でも、このような喪失体験にともなう人間の心の動きは同じものなのです。失ったものによってその度合、深刻さ、長さ等々は変わるのでしょうが、死別を否定したり、何かに対して怒りを感じたりした後にやってくる受容に至るまで、死別に直面した人の心のプロセスは、同じ道程を歩んで行くのです。</p>

<p>　故に、死別に対応する人間のこの心の動きが、ペットの場合だけ異なるもの、ユニークなもの、と言ってしまうのは、とてもおかしなことなのです。</p>

<h2>死別を警戒しすぎる気持ち</h2>

<p>　もう一つ、とても気になる言葉が、時々このペット・ロス問題に対して発せられているようです。それは「あまりのめり込んでかわいがっているから…」、「適度な距離をおいた方が…」という類のものです。私達が生活をともにしている動物達と、あまりに強い絆を結びすぎるとあとが大変、ということなのでしょうが、これもとてもおかしな考え方です。思いっきり愛しているからこそ思いっきり悲しいのですが、しかし、思いっきり愛していたという気持ちがあるからこそ、本当の意味で悔いを残すことなく、悲しみながらも立ち直れるのではないでしょうか。病気であろうと、事故であろうと、たとえ死がどのような形で訪れようとも、死のその瞬間まで「この子は誰よりも愛されていたのだ」と信じることができれば、悲しみの中にも救いがあるような気がします。</p>

<h2 style="margin-top:30px;">理解されない悲しみ。気持ちの整理は人それぞれ</h2>

<p>　ペット・ロスを体験した方々にとってとても辛いことの一つに、その正当な悲しみを理解してもらえぬという点があります。「たかが文鳥が死んだくらいで…」と他者に言われてしまえば、飼主はますます落込むでしょう。まだ犬や猫に関してなら世間の理解が示されるのですが、小鳥などの小動物は、正当な悲しみの対象としてはまだまだ認めてもらえないことがあるようです。</p>

<p>　もう一つは、悲しみの期間に関する問題です。もう1カ月、もう半年も経つのにまだ泣いている…というような批判を受けたり、あるいは、自分がおかしいのではないか、と自身で不安になってしまったりする人々もたくさんいるようです。ペット・ロスの悲しみは3カ月まで、などというマニュアルがある訳ではありません。人は皆、自らのペースで気持ちの整理をしてゆくのであり、そこには短すぎるも長すぎるもないのです。すぐに次の子を求める人は決して薄情ではなく、また、半年間も思い出し泣きをする人が弱いわけでもありません。むしろ、このようなことを心配することによって、人間は自分をより苦しめてしまうのです。自分が必要とする速度で、それぞれの心のプロセスを進めてゆけば良いのではないでしょうか。</p>

<h2 style="margin-top:30px;">愛するペットたちとの別れの向こうに…</h2>

<p>　ペット・ロス&#8212;&#8212;愛する動物との別れは悲しい、というよりも「痛い」と感じることすらあるでしょう。その別れは「心にささった刺のようだ」と思うかもしれません。でも、その刺は時間とともに消えてなくなる、融けてしまうものではありません。時が経つにつれその刺は丸くなり、心と融合し、やがて心は刺の分だけちょっぴり大きくなるのです。</p>

<p>　私達人間の心は、看取った動物の数だけ大きく、豊かになってゆく…そう考えると、ペット・ロスの悲しみもまた別の意味を持つようになると思いませんか。</p>]]>
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