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動物の病気:ずっと元気でいてね 〜飼い主さんができる予防と健康管理〜

シャンプーとボディチェック

ゼノくん、アックちゃんの素朴な疑問

ゼノくん、アックちゃん

看護師ののぞみさんはシャンプーをする前に、体のいろいろなところを見ているね。毛をかき分けたり、目や耳をのぞいたり・・・。いったい何をしているんだろう?


動物看護師ののぞみさん ペットのグルーミングはワタシにおまかせ!

グルーミングやシャンプーは、ペットとコミュニケーションをとりながら健康管理が出来る大切なチャンスです。動物病院でシャンプーをするときには、必ずペットの健康状態を観察しながら行っていますが、おうちでシャンプーをするときにもグルーミングの基礎知識を参考にしながら、全身をボディチェックし、体の各部を調べながら行いましょう。

全身をチェックしましょう

<目>
  • 目の表面にはきれいな透明感がありますか?
  • 瞳は明るさに応じて開いたり縮んだりしますか?
  • 「あっかんベー」をしたときに、まぶたの内側が充血していませんか?
  • 「ものもらい」のようなできものはありませんか?
  • 白目が充血したり黄ばんだりはしていませんか?
  • 目ヤニや涙がたくさん出ていませんか?
  • 目頭が涙で赤茶色に「涙やけ」していませんか?
  • 目がしっかり開いていなかったり、まぶしそうに目をパチパチする仕草はありませんか?
<耳>
  • 耳を触って痛がったり、痒がったりはしませんか?
  • 耳たぶが赤く熱を持ったり腫れたりしていませんか?
  • 耳の穴の中ものぞいてみましょう。汚れ、臭い、赤みなどはありませんか?
<鼻>
  • 鼻水が出たり、鼻の表面がかさかさするほど乾いたりはしていませんか?

※健康な鼻は適度に湿っていますが、寝ているときや起きたばかりのときは、さらりと乾いていることもあります。

<口>

上唇をめくり上げて歯と歯肉の状態をみてみましょう。

  • 歯石はついていませんか?
  • 歯肉はきれいなピンク色ですか?
  • よだれで口の周りが汚れてはいませんか?
  • 口臭はありませんか?
  • 歯肉が赤くなったり、腫れたりしていませんか?
  • 口の周りの皮膚が赤かったり脱毛していたりしませんか?
<爪と肉球>
  • 爪が伸びすぎたり、一部だけ擦れてしまったりはしていませんか?
  • 爪の根元や指の股が赤く腫れたりはしていませんか?
  • 肉球に傷はありませんか?一部だけ硬くなったりはしていませんか?
  • 毛が伸びすぎて肉球が隠れていませんか?
<皮膚>

まず全身を見渡してみましょう。

  • 毛が抜けていたり、毛の色が変わっている場所はありませんか?

※痒くてしょっちゅう舐めている場所は唾液で毛の色が赤茶色に変色してしまうことがあります。

次に全身を触ってみましょう。

  • 皮膚の表面にイボのようなものはありませんか?
  • 皮膚の下にコロコロとした塊はありませんか?
  • 触ると痛がったり、嫌がるようなところはありませんか?

※もし、このようなものを見つけたら、腫瘍かもしれないので早めに動物病院に相談しましょう。

毛をかき分けて皮膚を直接見てみましょう。

  • 赤く充血していませんか?
  • フケがたくさん出ていませんか?
  • 毛がカサカサ、または逆にベタベタしていませんか?
  • ノミやノミの糞、ダニは付いていませんか?
  • 皮膚がただれていたり、膿を持っているようなところはありませんか?

獣医師からも一言

以上のチェック項目の中でも、ペットの体質や体型によって特に念入りにチェックをしなければいけない(病気になりやすい)項目があります。
たとえば、体質的にも皮膚が脂っぽく耳の中の分泌物もたくさん出るワンちゃんは、日頃からイヤークリーナーでのお手入れとチェックが重要です。
オーツイヤークリーナーベッツイヤークリーナーなどを使ってもいいでしょう。
また、もともと皮膚が乾燥しがちなペットは、普段から保湿成分を含んだシャンプーコンディショナーを使用しないとフケ症になってしまうことがあります。このように、日頃のチェックとお手入れでペットを病気から守ってあげましょう。


ゼノくん、アックちゃんからの一言

僕達の病気は獣医師の先生だけでなく、看護師さんやおうちの人も見つけて守ってくれるんだね。病気になってしまってから治すよりも、病気にならないための日々のチェックが大切なんだね。治すよりも、ならないようにしたいよね。

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