
アックちゃん:「ねえねえ、ゼノくん、最近ちょっと太ってきたんじゃない?」
ゼノくん:「うん、毎日ごはんが美味しくってねえ、おうちの人にもおかわり!っておねだりしちゃうんだ。やっぱり太りすぎは健康によくないのかなあ・・・?」
アックちゃん:「きっとよくないわよ。獣医師の先生に聞いてみましょう」
まず上からゼノくんの姿を見てみるよ。背中全体を見て、ウェストのくびれが中央よりも少し後ろの位置に見える位がちょうどいいんだよ。背中全体が"すとん"とまっすぐで、くびれがまったくないのなら太っている証拠だね。
次に胸を触ってみよう。うっすら脂肪があって、その下の肋骨を触れればOKだ。この位がちょうどいいんだ。脂肪がつきすぎて肋骨が触れなかったら太りすぎだし、見るだけで肋骨が分かるようならやせすぎだね。
うーん、ゼノくんはまだ太り過ぎってほどではないね。
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資料提供:アイムス・ジャパン株式会社
太りすぎはいろいろな病気の原因になるんだ。体が重くなれば手足の関節や心臓に負担がかかるので、関節炎や心不全を悪化させてしまうことがある。股関節が変形してしまったり、ちょっとした運動でも苦しくて息が切れてしまったりするようになるんだ。それに、内臓に脂肪が溜まることによって、肝臓や腎臓の機能が低下したり、糖尿病などの病気を引きおこすこともあるからね。糖尿病や人間の成人病といわれる病気は、ペットでもあるんだよ。健康で長生きをするためには、くれぐれも肥満には気をつけないといけないよ。
肥満を防ぐためには、適度な運動はもちろん大切だ。でも運動だけ気をつけていてもダメなんだ。毎日のご飯を見直すこともとっても大事だ。
食べ過ぎは良くないから、飼い主さんに「目分量ではなく、フードの量を毎回きちんと計って」ってお願いしないといけないね。フードの量は、年齢や運動量などによっても変わってくるから、動物病院の先生に相談してもらうといいよ。
1日の適切な食事量が分かったら、それを守ること。もし、おやつを食べた場合には、その分を差し引いてごはんの量を調節しなきゃね。カロリー量をオーバーしないように、毎日気をつけていれば太ることはないよ。
それから、ご飯の回数を増やして、ゆっくり食べるようにする方法もあるんだよ。でも、自己流のダイエットはやっぱり危険だ。動物病院の先生に相談して、どのようにご飯の量を調整していくかを一緒に考えていかなきゃね。
ゼノくんみたいな子のために、今は体重管理用のフードがあるんだよ。フード内の脂肪分などを減らすことで、今までのご飯と同じ量を食べてもカロリーの摂取を少なくできるんだ。必要な栄養分はきちんと入っているから、栄養が偏るということもないしね。これなら、ダイエットだって厳しくないだろう? それに、ゼノくんよりもっと太ってしまったり、糖尿病などになってしまって、厳密に食事管理が必要な子のためには、動物病院専用のダイエットフードもあるんだよ。
一般的に「ライト」と表示されているフードは、ゼノくんのような"ほんのちょっと太ってしまった子"用のご飯だよ。でも、ライトでも食べ過ぎてしまったら、やっぱり同じことになるのは分かるよね。だから、必ず1日の量をきちんと計って食べるようにしようね。体重もこまめに計るともっといいね。
太るのって、格好悪いからダメなんだとだけ思っていたけど、いろいろな病気の原因になっていたんだね。僕たちペットも真剣にダイエットに取り組まないといけないこともあるってことがよく分かったけど、ご飯を変えるだけなら簡単にできるかもしれないね。あとは飼い主さんが僕たちの「おやつちょうだい!」って声に負けないでいてくれるだけだね。