
ゼノくんに、ワクチンのお知らせが来たよ。「7種混合ワクチンを打ちましょう」って書いてあるけれど、7種って何が7なんだろう?ワクチンの種類についてもっと知りたいな。
・・・・・・・獣医師の先生に聞いてみよう
ワクチンについては、「もっと知りたい!ワクチンのコト」や「ワクチン接種時に気をつけたいこと」で説明したね。かかると怖い病気に対して、予めやっつける準備をするものだというのは、もう分かっているだろう。
ワクチンは、1つの病気に対して1種類ずつ作られているんだ。だから、「7種混合ワクチン」といった場合には、7種類の病原体に対するワクチンが一緒になっていて、1回の接種で7つの病気を予防できるということだ。
1種類だけのワクチンは「単体ワクチン」と呼ばれている。獣医師の先生は、その地域で実際に流行っている病気をもとにして、今どのようなワクチンが必要なのかをアドバイスしてくれるんだ。でも、防ぎたい病気はたいてい1つではない。だから、ゼノくんには「7種」を勧めたんだろう。
どのワクチンを接種するかは、しっかりと獣医師の先生と話をして決める必要があるね。
狂犬病のワクチンは、法律で接種が義務付けられているから必ず受けなければいけないよ。でも、防ぎたい病気は、狂犬病だけではない。君たちが、健康で長生きしていくためには、それ以外のかかりやすい病気を予防することが必要だ。
時々、春になって狂犬病の予防接種を受ける時に「他のワクチンも一緒に打ってください」という飼い主さんがいるけど、一緒に打つことはできないんだ。ワクチンの効果や安全性を考えて、狂犬病のワクチンを打ったあとは、最低1週間以上あけてから混合ワクチンを打つようにしなければいけないよ。
ワクチンを打ったときには必ず証明書を発行してもらえるはずだよ。証明書には何のワクチンを打ったかが分かるようになっていて、ワクチン1本に対して1枚ずつ、製品のロット番号が載っているシールを貼ってくれることが多い。実際に、ワクチン証明書の例を見てみようか。
ワクチン証明書には、以下の項目が記載されています。
犬には犬の感染症、猫には猫の感染症があるんだよ。もちろん、共通の病気もあるけれど、多くは犬は犬だけ、猫は猫だけの病気なんだ。だから、それぞれに必要なワクチンが異なるんだね。
ワクチンの証明書は「いつ、何の病気に対するどんなワクチンを打ったのか」ということが分かる大切な書類です。動物病院だけでなく、ペットホテルに預けるときやトリミングに行った時に必要になることもありますので、なくさずに保存して、いつ聞かれてもすぐ答えられるようにしておきましょう。
せっかく打ったワクチンなんだもの、「何の病気に対して打ったのか」くらいは答えられないとね。だって、僕たち頑張ってお注射受けたんだもんね。よろしくね。飼い主さん。 さて、ワクチンって年に1回でいいんだよね。でも、隣の赤ちゃん犬は、もっと打ってもらっているみたい。正確にはいつ、どのくらいの間隔で受けるべきなのかな?次回はそのあたりを聞いてみたいな。