動物の病気:知ることから始めよう! 〜分かりやすい病気の話〜

獣医師オススメのシャンプーは?

ゼノくん、アックちゃんの素朴な疑問

ゼノくん、アックちゃん

以前「シャンプーと皮膚の関係」で「それぞれのペットに合ったシャンプーを選ばないといけない」って教えてもらったけど、僕みたいに"今は皮膚病になっていないけど、皮膚病を予防したい"ってときには、どんなシャンプーがいいのかなぁ?獣医師の先生に聞いてみよう。


僕、今は皮膚も健康だって言われているんだけど、これから先も皮膚病になるのはイヤなんだ。皮膚病を予防するための日頃のお手入れとして、どんなシャンプーを選べばいいのかなぁ?シャンプーを選ぶポイントってなんだろう?

健康な皮膚のペットが、日常使用するシャンプーを選ぶポイントは2つ。

1つは「安心して使えること」。そして、もう1つは「汚れはしっかり落としつつ、皮膚の脂分(皮脂)を取りすぎない」ということだよ。
安心して使えるシャンプーとなると、やはり天然成分でできているものを選ぶといいね。人工着色料などの化学物質をなるべく含まないものの方が、皮膚に対する刺激も少なくて安心だね。
皮膚病予防のためには、こまめに体を洗って、常に皮膚を清潔な状態にしておく必要があるんだけど、汚れを取ることばっかりを考えていてもダメなんだ。逆に皮脂を取り過ぎてしまうことがあるからね。
皮脂は多すぎると、ばい菌の栄養になったり、皮膚炎の原因になるけれども、逆に取り過ぎてしまうと、皮膚がカサカサになってしまい、時にはアトピーなどを悪化させてしまうこともあるんだ。皮膚の脂分や脂質を取りすぎず、週に2回くらい洗っても毛や皮膚の潤いを保つことのできるシャンプーを選ぶといいね。


汚れをしっかり取っても、脂分の取りすぎはいけないんだね。

皮膚のバリアーを保護しながらシャンプーすることが大切です。

皮膚の表面は、「角質層」という古くなった細胞が石垣状に積み重なっていて、その上を皮脂の膜が覆っているんだ。角質層の細胞の間には「セラミド」と呼ばれる脂質と水が混さった成分があり、これらがバリアとなって皮膚から水分が蒸発するのを防いだり、ばい菌やアレルゲンの侵入を防いでいるんだよ。だから、汚れを落としつつも皮脂は落とし過ぎないようにすることが大切だ。保湿やセラミドの成分がもともと足りないペットには、それを補うタイプのシャンプーもあるんだよ。

皮膚の構造

ねぇ。Dr.ペテラスが獣医師としてススメてくれるシャンプーはあるの?

「オーツシャンプー」と「デュクソシャンプー」がオススメです。

私の病院で扱っているシャンプーは「オーツシャンプー」と「デュクソシャンプー」だよ。 「オーツシャンプー」は、オーツ麦から抽出した天然成分を主成分とした動物病院専門のシャンプーなんだ。オーツ麦は古くから皮膚に良いとされていて、毛や皮膚の保湿や保護、皮膚の痒みの軽減に効果が期待できるんだ。汚れは落とすけれども必要な皮膚の脂分や脂質を落としすぎることはないから、週に2〜3回使うことが出来るんだ。さらに皮膚の水分損失を防ぐことができるから、フケや痒みにも配慮することができるんだよ。
「デュクソシャンプー」は、皮膚の角質層に多く含まれる成分と同じ天然成分を主成分としていて、やっぱり動物病院でしか取り扱っていないシャンプーなんだ。皮膚に柔軟性を与えて、保湿力もあり、水分バランスを保つ働きがあるから脂漏傾向(皮膚がベタベタもしくはカサカサ)のペットに使ってほしいね。また低刺激な洗浄成分で飼い主さんの手にも優しいし、皮膚の脂分や脂質を落としすぎることのないシャンプーだから、週に2〜3回使うことができるんだよ。


使い方は通常のシャンプーと同じでいいの?

じゃあ、「オーツシャンプー」と「デュクソシャンプー」の使い方を、イラストで分かりやすく説明しよう。

どちらも皮膚の状態によっては、部分洗いや2度洗いなどが必要なこともあるので、動物病院で手順をよく聞いてから使うようにしてほしいな。


ゼノくん、アックちゃんからの一言

"汚れは落として潤い残す"ってなんだか人間のボディソープと同じだね。僕たちも健康な皮膚でいるために、動物病院で選んでくれた僕たちに最適なシャンプーを使ってもらおうっと。

オーツシャンプーエクストラ オーツコンディショナー

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