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動物病院のススメ

「動物病院はケガをしてから、病気になってから行くもの」そう思っていませんか? でも、動物病院は「治す」ためだけの場所ではありません。では、どういう場所なのでしょう?
一言で言えば、ペットを育てるあなたにとって大切な、そして頼りになるパートナーがいる場所。
健康管理や飼育管理について相談できたり、あなたが知らなかった情報が収集できるとても貴重な場所なのです。行ったことがない方も、行ったことがあるという程度の方もよく行くという方も、もう一度動物病院の存在を考えてみませんか?

動物病院でのマナー Q&A  その4 診察室でのマナー

今回は診察室の中に入ってからのマナーがテーマです。もっとも、マナーというよりも「診察室で先生のお話を上手に聞くコツ」と言った方がよいかもしれません。ペットの病気は、獣医師の先生との共同作業で取り組むもの。マナーを守って、先生からも信頼される飼い主さんを目指しましょう。


携帯電話はやっぱり切った方がいいのかしら?

携帯電話はやっぱり切った方がいいのかしら?A:
人間の病院と同様、動物病院にも電磁波によって誤作動を起こしかねない精密機械はたくさんあります。また、急に携帯電話が鳴ることによってペットがびっくりしてしまうこともあります。ただでさえ病院という場所で緊張しているペットに、それ以上のストレスを与えたくはありません。診察室に入る時には、携帯電話の電源を切り、どうしても連絡が必要な場合は病院の外に出て電話を使用するようにしましょう。


一人で留守番をさせられなくて、小さな子供と一緒に動物病院に来ました。診察室には一緒に入ってもいいのかしら?

一人で留守番をさせられなくて、小さな子供と一緒に動物病院に来ました。診察室には一緒に入ってもいいのかしら?A:
色々な事情でお子さんも一緒に動物病院に来られる場合があるでしょう。しかし、お子さんの行動に注意しながら診察をするのは、獣医師の先生も意外と大変なものです。また、先生のお話を聞くときにお子さんが動き回っては、飼い主さんも病気の話に集中できないこともあるでしょう。お子さんには待合室で待っていてもらう方が良いでしょう。動物病院のスタッフに、少しの間だけ見ていてもらうよう頼んでもよいかもしれませんね。


病気のことになると先生の話は難しくてよくわかりません。でも、あんまり基本的なことを聞くと怒られそうだし、とりあえず分からなくてもうなずいています。

病気のことになると先生の話は難しくてよくわかりません。でも、あんまり基本的なことを聞くと怒られそうだし、とりあえず分からなくてもうなずいています。A:
診察室で大切なことは「疑問をそのままにしない」ということです。分かった振りをして「はい、はい」とうなずいていれば、理解しているものと思って先生はどんどん話を先に進めてしまいます。後になって双方で誤解が生じることのないように、分からないことは遠慮なくその場で質問しましょう。患者さんには医療の内容について説明を受ける権利があります。「こんなこと聞いてもいいのかしら」と心配せず、本当に理解できるまで聞きましょう。


先生に話をもっと聞きたいのだけれど、うちのワンちゃん病院が嫌いだからもう帰るって落ち着かないのよね・・・

先生に話をもっと聞きたいのだけれど、うちのワンちゃん病院が嫌いだからもう帰るって落ち着かないのよね・・・A:
病院の雰囲気が嫌いなペットは、とにかく一刻も早くその場を立ち去りたいと思っています。診察室にいるということだけでストレスを感じる子も多く、場合によってはそのストレスで症状を悪化させることもあります。また、病院に慣れているペットは「自分の治療はこれで終わった。あとは帰るだけ」ということを理解しています。処置や治療が終わっても先生やスタッフとの話が長引きそうであれば、了解を得て一度ペットを家に連れて帰り、その後飼い主さんだけで話を聞きに行くとよいでしょう。


診察室ってなんだかよく分からない機械や器具がたくさん置いてありますよね。あれを見るだけですごくドキドキしてしまいます。

診察室ってなんだかよく分からない機械や器具がたくさん置いてありますよね。あれを見るだけですごくドキドキしてしまいます。A:
医療用の器具や機械は、一見単純な物に見えてもとても高価なものばかりです。診察中に疑問があれば「それは何ですか?何に使うのですか?」と質問をすることは構いませんが、必要以外のものに勝手に触れてはいけません。同様に、ペットがそれらのものに飛びついたり手をかけたりしないように、リードを短く持つ、診察が終ったら速やかにバスケットに入れる、などの工夫をしましょう。


治療中は飼い主がペットを押さえていないといけないのかしら?

治療中は飼い主がペットを押さえていないといけないのかしら?A:
これはケースバイケースです。普段のしつけがきちんとできて、おうちの人の言うことを聞くペットであれば、飼い主さんに保定してもらった方がペットも安心してじっとしてくれます。ただ、病院にはスペシャリストである動物の看護師さんもいます。採血などで特別な押さえ方をしなければいけないときもありますから、スタッフに安心して任せましょう。でも場合によっては、それぞれのペットの性格や状況によって先生や看護師さんから「頭をなでていてください」「声をかけて気をまぎらわせてください」「外で待っていてください」などのお願いをされることもありますので、その場合は協力してください。


まとめ

診察室は、獣医師の先生と飼い主さんとペットの三者面談の場です。診察ができるだけスムーズに行われるように、先生ときちんと意思疎通ができるための気配りも必要です。ひいてはそれがペットのためにもなることをしっかりと理解しておきましょう。

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