動物病院のススメ

「動物病院はケガをしてから、病気になってから行くもの」そう思っていませんか? でも、動物病院は「治す」ためだけの場所ではありません。では、どういう場所なのでしょう?
一言で言えば、ペットを育てるあなたにとって大切な、そして頼りになるパートナーがいる場所。
健康管理や飼育管理について相談できたり、あなたが知らなかった情報が収集できるとても貴重な場所なのです。行ったことがない方も、行ったことがあるという程度の方もよく行くという方も、もう一度動物病院の存在を考えてみませんか?

その1 血液検査編


ペットの血液検査をするとき、どこから採血するの?その間、飼い主はどうしていればいいの?

A:
たいていの場合は、前足か後足の静脈から採血します。毛の下に隠れている細い血管に細い注射針を刺さなければならないため、ペットにはしばらくの間じっとしていてもらわないといけません。通常は獣医師や動物看護師がペットを保定しますが、飼い主さんにもお手伝いをお願いすることがあります。そのときには獣医師の指示に従ってください。


犬フィラリア症の「ミクロフィラリア検査」って何?

A:
もしオスとメスの犬フィラリアが寄生していた場合、メスの犬フィラリアはミクロフィラリアという子虫を産みます。そのミクロフィラリアは血流にのって全身を回ります。この検査は、少量の血液を採って血中にミクロフィラリアがいるかどうかを確認する検査です。しかし、オスだけ、あるいはメスだけが寄生していたり、何らかの理由で成虫がいてもミクロフィラリアを産まない場合には正しい結果が得られないこともあります。


犬フィラリアの「抗原検査」って何?

A:
犬フィラリアが寄生すると、動物の血液の中には犬フィラリア由来の物質(抗原)が排泄されます。それを検出するのが、犬フィラリアの抗原検査です。犬フィラリアが心臓内にいても血液中にミクロフィラリアが出現しない場合にも犬フィラリアに寄生しているかどうかを調べる事ができます。(うちの子にフィラリア対策が必要なわけ


血液検査ってどのくらい採血するの?結果はすぐにわかるの?

血液検査ってどのくらい採血するの?結果はすぐにわかるの?A:
検査に必要な血液の量は、何を検査するのかによって異なります。例えば、犬フィラリアの抗原検査だけを行う場合には、数滴の血液があれば十分ですが、何項目も検査をする場合には数ccの血液が必要な場合があります。また、検査の結果はすぐに出るものと出ないものがあります。動物病院内に血液検査機器があれば、結果は短時間で出ますが、特殊な検査や外部の検査機関に依頼する場合は数日かかることもあります。



血液検査をした日は普通にお散歩していいの?

血液検査をした日は普通にお散歩はしていいの?A:
検査をした後、動物病院では採血部位をよく押さえて完全に止血してくれます。出血が止まれば、その後は普通の生活をしても大丈夫です。ただし採血という行為はペットにとって大きなストレスとなる場合もあるので、その日は十分に休ませてあげましょう。また、当日はお風呂には入れない方がいいでしょう。


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