動物病院のススメ

「動物病院はケガをしてから、病気になってから行くもの」そう思っていませんか? でも、動物病院は「治す」ためだけの場所ではありません。では、どういう場所なのでしょう?
一言で言えば、ペットを育てるあなたにとって大切な、そして頼りになるパートナーがいる場所。
健康管理や飼育管理について相談できたり、あなたが知らなかった情報が収集できるとても貴重な場所なのです。行ったことがない方も、行ったことがあるという程度の方もよく行くという方も、もう一度動物病院の存在を考えてみませんか?

その6 病気以外での病院活用法

動物病院は病気の時に行くもの、そう決め付けてしまってはいませんか。動物病院には獣医師の先生のほかにも動物看護師やトリマーなどペットのプロがいます。病気の時だけ行くのはちょっともったいないと思いませんか?病気のとき以外にも動物病院の活用法は実はたくさんあるのです。


動物病院では薬以外にも売っているものがあるんですか?

A:
多くの動物病院では薬以外にも、病気の予防や健康に必要なグッズを取り扱っています。例えば普段お使いのフード、哺乳瓶やミルク、歯ブラシや歯石防止トリーツなどのデンタルグッズ、エリザベスカラーやペット用おむつなどの介護用品、各種サプリメントなどです。またしつけ教室などを行っている動物病院ではそれに関するグッズも取り扱っていることがあります。その場になくても、取り寄せてもらうことが可能な場合もあるため、ペットのために必要なものはまず動物病院に聞いてみるといいかもしれません。



動物病院でしか買えないフードがあると聞いたのですが?

A:
動物病院で扱っているフードには特定の病気に対する療法食と、ペットの健康を維持するためのフードの2種類があります。療法食は病気を悪化させないように成分を細かく調整されたフードで市販のものとは内容が異なり、定期的に診察を受けながら処方してもらいます。健康維持のためのフードは健康なペットや特別な食事管理の必要が無いペット用で診察を受けなくても購入することができますが、療法食を作っているメーカーが作っていることが多く、動物病院でないと手に入らないものもあります。



動物病院で行うパピーパーティーってなんですか?

A:
ワンちゃんは生後3週間から4ヶ月の間に社会化期というものがあり、この時期にいろいろなワンちゃんや人と触れ合うことで社会性を身につけていきます。もしこの時期にいろいろなワンちゃんと全く接することがなかったら、大きくなってもコミュニケーションを取れなかったり、他の子に対して異常に臆病になったり攻撃的になってしまうことがあります。そのために、その時期に子犬同士で遊ばせることがとても大切で、その出会いの場がパピーパーティーなのです。社会化期の時期はちょうどワクチンを打っている最中で、病気に対する免疫がまだ不十分です。病院ではワクチン接種済を参加条件としていますので、いつから参加できるか病院に確かめましょう。



しつけ教室はどんなことを教えてくれるんですか?

A:
しつけとはペットが社会で人と共存しながら生きていくために必要なマナーで、しつけ教室で教えることは警察犬や盲導犬になるような訓練とは異なります。飼い主の言うことを喜んで聞き、ペット自身もストレスを感じることのない生活を送れるようにする最低限の行動を教えていきます。また、噛み癖や無駄吠えなどの問題行動に対する解決策を探るためのしつけ教室もあります。



動物病院のペットホテルって、病気の子と一緒に泊まるんですか?

A:
動物病院でペットのお預かりもしている場合、その衛生管理には特に注意しています。逆に動物病院だからこそ、感染症かどうかの判断をすることができるため、伝染する可能性のある子は健康な子とは絶対に一緒にはしません。また、病院で病気の子を診察する可能性のある場所だからこそ、スタッフや施設の消毒にはとても気を使い、健康な子を健康な状態でお返しするための万全の体制を整えています。



そもそも、病気以外のときでも動物病院にペットを連れて行ってもいいんですか?

A:
もちろん構いません。特にまだ病院に慣れていない子は病院に行く度に注射や投薬などをされていたら病院が怖くて嫌な場所になってしまいます。お散歩の帰りなどにちょっとだけ立ち寄ってフードだけ購入したり、スタッフに日頃思っているペットの疑問やしつけに関する相談などをしてみるといいでしょう。病気の患者さんでとても忙しそうな時には手早く切り上げ、長い相談等のある場合はあらかじめ病院に都合のよい時間を確認することが必要ですが、病院はいやなことばかりではないことをペットにも理解してもらいましょう。

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