
「動物病院はケガをしてから、病気になってから行くもの」そう思っていませんか? でも、動物病院は「治す」ためだけの場所ではありません。では、どういう場所なのでしょう?
一言で言えば、ペットを育てるあなたにとって大切な、そして頼りになるパートナーがいる場所。
健康管理や飼育管理について相談できたり、あなたが知らなかった情報が収集できるとても貴重な場所なのです。行ったことがない方も、行ったことがあるという程度の方もよく行くという方も、もう一度動物病院の存在を考えてみませんか?

いつも何気なく片付けてしまっているトイレ。でも、おしっこやうんちにはペットの健康に関する情報がたくさん詰まっています。もし、おしっこやうんちに異常が見られたら、それを持って動物病院に連れて行きましょう。異常の見つけ方とおしっこやうんちの採り方をペテラス・ワールドのホームドクター、Dr.ペテラスに教えてもらいましょう。
おうちでおしっこについて注意して欲しいのは次の4つ。これらのことで普段と違うことがあったらまず動物病院に相談してください。
おしっこに異常が見られたら、おしっこを採って病院に持っていくと、診断がとてもスムーズになります。
犬の場合、おしっこをしている最中に紙コップやお皿などを差し出して採ったり、室内で飼っている場合はペットシーツの半分をビニールシートで覆ったり、ペットシーツの裏表を逆にしておしっこを吸収させないようにすれば大丈夫です。
猫もトイレの砂を極端に少なくしたり、一部をビニールで覆うと比較的うまくいきます。おしっこをしているときにスプーンみたいなものを差し入れる、という方法もありますが、神経質な子の場合、おしっこをするのを止めてしまうので、様子を見ながらやってみましょう。
おしっこにはなるべく異物が入らないように、できるだけきれいなもので採取し、きれいな容器にいれて持っていきましょう。動物病院で容器や採取用スポンジを渡してくれることもあるので、それを利用するとより簡単かもしれません。
一番大切なのは「取れたらすぐに持っていく」ということです。おしっこの成分は時間がたつと変わってきてしまうので、なるべく早く持っていくようにしましょう。
うんちを片付けるときに是非、次のことに注意してください。
あまりたくさん持っていく必要はありません。通常は指先くらいの量があれば十分検査が出来ます。ティッシュなどにくるむよりも、ビニール袋やプラスチック容器に直接入れてきたほうが検査が容易になります。前もって動物病院で容器を渡してもらえる場合もあるので、それを利用してもよいでしょう。
尿の場合と同様に新鮮な便のほうが確実な検査結果が得られるので、便を採ったらできるだけ早めに動物病院へ持って行きましょう。
おしっことうんちは健康のバロメーターです。ささいなことでも自己判断せず、いつもと違うな、と思ったら早めに動物病院に相談してください。早期発見がペットの健康、長寿につながっていきます。